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ハナビラタケとオオミノミミブサタケ | |||||||||||||
7日(月)、8日(火)の両日は台風性の強い風雨のために屋外を散策することができなかった。昨日はようやく雨も上がったので、奥日光の千手が原を散策した。 赤沼車庫発のハイブリッドバスが弓張峠を下ると、カラマツ林の中にハナビラタケが見えた。きっとほかでも出ていることだろうと思った。終点近くでバスを降りて、カラマツ林を歩きながら(a)、遠くを見回すと切株からハナビラタケが出ていた(b)。大きな株は差し渡し40cmほど(c)、中くらいの株は30cmほど(d)、その近くには20cmほどの若い株(e)、小さな幼菌(f)もあった。 遊歩道ではあちこちでオオミノミミブサタケにであった(g〜l)。少なくとも20個以上の株に出会った。RDB検討種に指定されていることもあっていくつかを掘り出して持ち帰ってきた。 |
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前日までの台風性の雨はかなりの量が降ったらしく、西ノ湖が大きく拡がっていた。ここ数年は湖底を歩いて対岸に行かれるほとだったが、昨日はかつての湖底はすっかり湖水におおわれていた。対岸から見ても、湖面が広がっている様子がよくわかる。ここまで大きな西ノ湖の姿を見たのは何年ぶりのことだろうか。それにしても暑い一日だった。 | |||||||||||||
プリウス2回目の車検:少ない走行距離 | |
今回のナメクジ台風のために西日本を中心に大きな被害がでているが、日光でも一昨日から昨日の昼頃まで雨で、時折非常に強くなり、あわせて強い風が吹きまくった。ケータイには日光市のお知らせメールが入るようになっているが、一昨日も昨日も大雨注意報に始まって、竜巻警報まで何度もにぎやかだった。特に午後からは、竜巻注意報が8〜10回、竜巻警報が2回も入った。幸いにも自宅周辺では竜巻は起こらなかった。
プリウスが2回目の車検を迎えた。もう前回の車検から2年経ったということになる。昨日に予約していたトヨタディーラーで車検整備を終えた。この2年間の走行は過去最少で、たった2万Kmに過ぎなかった。これは川口時代の1/3以下、いわき市時代の1/2ほどだ。 |
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Winwos10をクリーンインストール | |
相変わらずメインパソコンの不調が続くので、目先の弥縫策で切り抜けるのはやめて、思い切ってOSをゼロからクリーンインストールした。不調の主たる原因はHDD(ハードディスク)とメモリが主因らしいことがわかったので、起動ドライブをSSDに変更して、データ格納のドライブを別の大容量HDDに切り替え、メモリも新しいものに交換した。 台風の影響もあってか昨日は終日不安定な天候だったので、フィールド観察はやめて早朝(というより夜半)からPC関連の作業にとりかかった。メインパソコンは省エネ型デスクトップで、記憶媒体は3.5インチのHDDが2台収納できる。従来はここに2TBのHDDが一台だけ格納されていた。そこで、新たにSSDを組み込んで、HDDを別の3TBのものに置き換えた。 当初はAcronisTrueImageで作成しておいたOSバックアップからSSDにリストアするつもりだったが、どうやってもうまくいかなかった。そこでEaseUSTodoBackUPで新たにOSのバックアップをとって、リストアしてみたがこれまた徒労に終わった。 そこであきらめてゼロからクリーンインストールすることにした。クリーンインストールのあとには、面倒で気の遠くなるような作業が待っていた。必要なアプリ類をインストールして環境変数を設定する作業には毎回うんざりさせられる。従来どおりの日常環境が整備されるまでには、なんだかんだと12時間以上が必要だった。目がとても疲れた。 |
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尚仁沢遊歩道で虫草探索 | |||||||||||||
冬虫夏草探索のメンバーに誘われて一緒に塩谷町の尚仁沢遊歩道を歩いた。メンバーは総勢七名。これはと思える場所を見つけると、それぞれ思い思いに虫草を探す。何か見つかると他のメンバーも寄り集まる。発生場所が掘り出し困難でギロチンしてしまうものもあったが、大部分は根気よく掘り出して虫体が暴き出された。 カメムシタケくらいしか見つけられない我々とは違って、彼らの目は次々に小さな虫草を見つける。ついさきほど嘗め回すように見たはずの朽木にしっかりと虫草を見つける。我が節穴の目を嘆くことしきりだった。時折雨も降る渓谷は暗くてうまく撮影できないものばかりだった。そのなかで何とかいくつかを撮影できた。多くは暗くて撮影を断念した。 きのこにも何種類か出会ったが、撮影したり採取したのはミミブサタケ(k, l)など極くわずかだった。探索を続けるメンバーと昼頃に別れてひと足先に引き上げた。 |
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尚仁沢遊歩道は何度も歩いているが、虫草探しの目で歩いたのは初めてだった。きのこ探しの目と虫草探しの目では、見える風景がまるで違うことを痛感した一日だった。 | |||||||||||||
何となく四種のきのこ | |||||||||||||||||||||||||
近場の都市公園では相変わらずきのこがよく出ている。昨日遊歩道をぐるりと巡ると約50種ほどの軟質菌にであった。撮影したのは20数種類、持ち帰って調べたのは6〜8種類。それらのうちから多数群れて出ていたものを気まぐれに四点ほど掲げた。 (1)はアメリカウラベニイロガワリだろうが、狭い範囲に20数本がでていた(a)。柄を見るとまるで別のきのにしか見えない奇形(b)、ナメクジがお食事中(d)のものなどもあった。 (2)のヒメヌメリイグチはあちこちで実にたくさん出ていたが、斜面に何本もが整列して出ている姿はとても笑える(f, g)。10数本が乱立しているすがたを撮影したら、何本も爪楊枝が立っているだけにしか見えなかった。 (3)のシビレタケ属のきのこは関東地方の都市公園ならどこでも見られるが、悪法のために分類学的研究はもちろん、学問的な研究にとって大きな障害になっている。かつては、検鏡して調べれば、種名まで分かるものが多数あったが、今はそういったことはできない。 (4)のヒスイガサはそろそろ終わりを迎えつつあるようだ。先週は数百個が見られたが、昨日はざっと数えて30〜50個ほどしか出ていなかった。すでに緑色から褐色に変色したものも目立つようになってきた。あと4〜5日もすれば全く見られなくなるだろう。 |
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昨日は日光大谷川花火大会があった。一昨年、昨年と花火見物にでかけたが、道路渋滞や蚊の襲撃もすさまじかった。昼過ぎに近くを通ると準備にせわしない様子で、会場の準備はほぼ整っていた。疲れ気味なので今年はこの花火大会には行かなかった。 きのこ「駄言駄菌」に「腐敗の始まったキノコは難しい」追加。「キノコのフォトアルバム」更新。 |
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コトヒラシロテングタケが出てきた | |||||||||||||
今年も那須塩原市の都市公園にコトヒラシロテングタケが出てきた(a〜c)。迂闊に手で触れようものなら白色の粉がべったりと着いてしまつが悪い。最盛期にはこれが100〜150個ほど見られるが、まだ出始めなのか20〜30個ほどしか見られない。 クロチチダマシも大小いろいろな姿をしてあちこちに出ていた(d〜f)。これまたチチタケほどではないが、白色の乳液が手に着くといつまでもベタベタしてどうにもならない。 ヒメヌメリイグチもヌルヌルしたカサ表皮と柄には落葉やゴミが付着すると簡単には落とせない(g〜i)。昨日であったものはカサの縁から孔口部にかけての被膜が広範囲に残っていた。 キツネノハナガサには無数にであったが(j〜l)、ちょっと強い風が吹いたり雨粒に打たれると、か細い柄は簡単に折れてしまう。これはとても分かりやすいきのこだ。 公園ではこの他に30数種類のきのこに出会ったが、相変わらず最も多いのは小さなキシメジ科のきのことテングタケの仲間だった。なんだかんだと200枚ほど撮影していた。 |
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メインパソコンが相変わらず不調で、何とか解決しようと悪戦苦闘して7〜8時間ほど試みたが、結局昨日までの時点では解決できなかった。先日同様にくたびれた(雑記2017.8.3)。 | |||||||||||||
都市公園駐車場のきのこ:宇都宮市 | |||||||||||||
通勤ラッシュの一段落する時刻に宇都宮市の都市公園に向かった。駐車場に着くと車の周りにいろいろなきのこが出ていた。相変わらずベニタケ類、チチタケ類、アセタケ類がよく目立つが、今日はその中からイグチ類とテングタケ類だけを気まぐれに選んでみた。 短足とのっぽのムラサキヤマドリタケが対象的で面白かった(a, b)。ヤマイグチに出会ったのは今シーズンは初めてだ(c, d)。例年だとどこにでも見られるヤマドリタケモドキはまだ幼菌だけだった(e)。ニガイグチモドキは幼菌以外は虫食いで崩れたものばかりだった(f)。 ヘビキノコモドキ(g, h)、ヒメコナカブリツルタケ(i, j)、ツルタケ(k)、テングタケ(l)はいずれも幼菌から成菌、老菌までひととおり揃っていた。 |
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一時間半ほど駐車場をうろうろして帰宅した。宇都宮のシルバー大学校のメンバーらしき人たち三人ほどが、きのこを撮影したり、ひっくり返して青変性を確認したりしていた。 夕方風呂(市営温泉)の帰りにソフトクリームを食べようと豆腐工場に寄ったところ、ここの駐車場にもテングタケの仲間が沢山出ていた。カメラは持っていなかった。 |
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雨の中禅寺湖畔遊歩道を散策 | |||||||||||||
足が痛いからといって動かないと、そのまま歩けなくなる。歩行にあたって「痛くない」と強く念じれば痛みに対する閾値が変わる。というわけで、昨日雨の中を中禅寺湖畔まで上がり、歌が浜から阿世潟への遊歩道を散策した。ゆっくり歩けば杖なしでもなんとか歩けるものだ。 アシグロタケの大きな群落がみごとだった(a, b)。大きな子実体6〜8枚ほどからなる株が10数個でていた。ニカワジョウゴタケはまだ幼菌ばかりだった(c, d)。モエギタケ属らしいきのこは(e, f)、ヒダが乱れた姿をしていた。イロガワリ?は強い青変性があった(g, h)。アメリカウラベニイロガワリなどに近い種らしいイグチ(i, j)をはじめ数種類の青変性のイグチにも出会った。テングタケの仲間は淡橙色のタマゴタケ(k)、ヒメコナカブリツルタケ(l)、ツルタケなどが見られた。 歩いていると次第に雨がとても強くなってきたので、途中から引き返した。帰路は、雨と霧のために山はもちろん、中禅寺湖すらよく見えない状態だった。多くの人はこんな日に散歩はしないものらしく、車の近くに戻る頃になってようやく歩行者の姿に出会った。 |
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帰宅してからが大変だった。メインパソコンを再び使えるようにするため悪戦苦闘した。考えうるあらゆる処置をとり5〜6時間後にようやく再び稼働するようになった。あぁ、くたびれた。 | |||||||||||||
よくわからない大型イグチがゴソゴソと | |||||||||||||
メインのパソコンが起動しない。初期画面は出るがパスワードなどを入れる画面が現れない。Windowsの修復を試みても改善の兆しはない。とりあえず、別のノートパソコンから遠隔操作でメインパソコンのデータを読み出して、そこからこの雑記を更新することになった。またまた面倒で時間のかかる措置をとらねばならないのかもしれない。
矢板市にある県民の森を散策した。展望台への遊歩道にはモミの純林が延々と広がり随所にミズナラやイヌブナ、シデの仲間が見られる。 |
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青変性がないからコガネヤマドリなのだろうと思えるイグチ(m, n)、孔口が淡いピンク色の黄色いイグチには何度も出会った(o〜r)。この他にも撮影こそしなかったが、大型イグチが何種類も見られた。テングタケの仲間も7〜8種ほど出会ったが、撮影したのはシロオニタケの幼菌のようにみえるもの(s)とタマゴタケだけ(t)。チチタケにはずいぶんたくさんであった(u)。キイボカサタケ(v)はやたらに多かったが、シロイボカサタケやアカイボカサタケは見られなかった。
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少し歩けばすぐにきのこという状況のなかでも、もっとも高い頻度で出会ったきのこはコウモリタケだった(w)。5〜6mも進めばすぐに次のコウモリタケ群にであう有様だ(x)。 | |||||||||||||
川俣で出会ったきのこ | |||||||||||||
日曜日(7/30)に川俣ダムの見学を楽しんだが、その折に川俣周辺で出会ったきのこについてのメモを残しておくことにした。この日はダム見学が本命で、きのこ鑑賞はおまけだ。 川俣愛宕山神社周辺ではシロイボカサタケ(f)、キヒダタケ(g, h)などが出ていた。山王林道への入り口周辺では、タマゴタケ(a, b)、テングタケ(c, d)、ガンタケ(e)などテングタケ属のきのこがいくつも見られた。アメリカウラベニイロガワリをさらに赤くしたようなイグチ(i, j)、イロガワリのカサを淡灰褐色にしたようなイグチ(k, l)をはじめ、大型イグチがいくつも見られた。しかし、総じてきのこの発生は悪く、例年のような賑わいはない。 |
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川俣からの帰路、奥日光の龍頭の滝周辺で、道路わきの立ち枯れにマスタケの大きな幼菌がいくつも着いていた。触れてみるとまだとても柔らかかった。 | |||||||||||||
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