HOME | since 2001/04/24 | back |
カサ表皮がとてもよく似た硬質菌 | |||||||||||||||||||
数日前朝の散歩の折に、複数の倒木に群生する硬いきのこに出会った(a, a')。いずれもカサ表皮は同じような感じで、環紋があり疎毛に覆われ、傘の縁は薄い。 きのこをはがして裏面を見ると両者とも管孔だが、上段のきのこでは孔口は放射状に並び、溝状から長楕円形、あるいは迷路状になっている(b, d)。溝は1mmに2本ほどある(d)。一方、下段のきのこの孔口は円形でとても小さく、1mmに3〜4個ほどある。両者の断面を見ると、いずれもカサ表面に疎毛があるが、子実層の穴の幅はまるで違う(e, e')。フロキシン・消しゴム法で両者の菌糸型を見ると、いずれも三菌糸型で、原菌糸も、結合菌糸も、骨格菌糸も同じような形と太さで、これを見た限りではほとんど差異を感じられない。 上段のきのこはオオチリメンタケで、下段のきのこはアラゲカワラタケだろう。この両者は裏面を見れば簡単に区別できるありふれたきのこだが、カサ上面だけをみるとこのケースのように実によく似ていることがある。冬の時期には胞子を観察することはできないのが残念だ。なお、オオチリメンタケについては2年前にも各部の画像を載せている(雑記2015.11.24)。 |
|||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
昨日の暖かさは異常だった。朝の公園を散歩するにも半袖ポロシャツ一枚で十分だった。マスコミによれば小春日和とのことだが、「小夏日和」といった方がよいほどだった。 | |||||||||||||||||||
四時湖の紅葉とブレッドガーデンのパン | ||||||
日光のパンというと、世間では金谷ホテルベーカリーが有名だ。転居してきた2015年に食べてみてがっかりした。もう少し良い味かと思っていたが、これまで比較的好ましい評価をしてきた日光市と鹿沼市の何件かのパン屋のどれにも及ばない。おまけに価格もひどく高い。こんなことを書くときっとまた多くの非難を浴びせられるのだろうが、事実だからしょうがない。 数日前、改めて食パンなど数点を食べてみた。やはり2015年当時の評価は間違っていなかった。日光市と鹿沼市には金谷ホテルベーカリーよりずっと良質で値段も安くて美味しいパン屋が何件かある。今後はそれらのパン屋から買うことになるが、やはりいわき市のブレッドガーデンのパンと比べると残念ながら味も価格も一段落ちる。 そこで昨日未練がましくいわき市のブレッドガーデンまで行ってきた。途中四時湖の紅葉がとてもきれいだった(a〜d)。この先再びこの店のパンを食べることができるかどうかわからない(雑記2017.11.24、同2016.12.14、同2016.2.16、同2015.7.9)。そこで開店1時間前に店の前に並んだ(e)。珍しく列が短かかったがすぐに後ろに行列ができた。 am12:00の開店から30分で店の棚はすっからかんになった。いつも通りだ。今後またいつ来られるかわからないので、シャッターを閉めた店の中で主と30分ほど雑談を交わした。今後は年に一二回くらいしか来られないだろうというと、連絡さえしてくれれば欲しいパンを取っておくから気兼ねなく言ってくれといわれた。予約ということは一切受け付けない店なんだけれどね。空模様も心もとても暖かい一日だった。 |
||||||
|
||||||
古くからの友人もとても元気になって顔色もよく食欲も旺盛になっていたので安心した。 | ||||||
干柿が順調にできつつある | |||||||
軒先に吊るした三種類の渋柿はこのところの低温と乾燥の中で順調に干柿になりつつある(a)(雑記2017.11.15、同2017.11.7)。大きめの蜂谷柿(b)と6日に干した平がきはほぼ出来あがったので、この段階で取り込んだ(c)。数日前に近所からもらった渋柿もこれまでのところ順調に乾燥し始めている(d)。最初の蜂谷柿と平がきが出来上がったら次に吊るすつもりで購入してあった蜂谷柿が柔らかくなり始めてすこし慌てたが(e)、何とか昨日吊るした(f)。 一昨年は柿を干して間もないうちにカビの餌食となって、二度の試みはすべて失敗してみじめな結果となったが、今年はなんとか大丈夫のようだ(同2015.11.10)。しかし、これまでのところ干柿表面に白粉を浮かせることには成功していない。 |
|||||||
|
|||||||
霧降高原トライアルと霧降の滝 | |||||||
昨日朝は霧降高原キャンプ場を会場に行われたトライアル大会のいくつかのセクションを観戦して楽しんだ(a, b)。標高950mにあるキャンプ場は全体が比較的急な斜面にあり、複数のセクションを徒歩で移動するだけで結構よい運動になる(雑記2016.11.21)。 昨年は競技開始時刻の30分前には駐車場が満杯だったので、昨日は1時間ほど前に到着したところ、昨年より観戦者は少なく競技開始時刻になっても駐車スペースには空きがあった。競技会場からはまじかに雪をいただいた女峰山を仰ぎ見ることができる(c)。 今年はデモンストレーションは見物せず早めに会場を後にして、霧降の滝を鑑賞することにした。鑑瀑台からは女峰山と多段に落ちる滝がみごとにマッチしている(d, e)。紅葉の頃にはひどく混みあうのももっともだと思った。どうせたいした滝ではないと思い込んで、これまで来たことがなかったが、認識を新たにした。わが家からはたかだか16Kmほどしか離れていない。駐車場から鑑瀑台までの遊歩道にはツチグリ(f)が出ていた。 |
|||||||
|
|||||||
鬼怒川の山を偵察:憩いの森 | |||||||
木の葉も落ちて見通しが良くなった今頃は樹林相や倒木の存在などを確認するのにはもってこいだ。これまでにもこの季節には運動を兼ねてきのこの観察ポイント探しをやってきた。昨日歩いてみたのは「憩いの森」として親しまれていた時期もあるらしい低山で、東武鬼怒川線小佐越駅の近くで鬼怒川レジャー公園を見下ろす位置にある。自宅からはおよそ17Kmある。 かつては稜線に続く遊歩道もあったらしく、今もまだ一部は残ってはいるが、長いこと手入れされた様子はなく、遊歩道とは名ばかりで荒れ放題だ。まだ紅葉も楽しめたが(a, b)、藪が道を覆っていたり道そのものが全く分からなくなっていた。四阿家などはそのまま残っていたが、灌木や草ぼうぼうの斜面に突然「憩いの森案内図」などといった標識が出てきたりした(c)。 山には松混じりの落葉広葉樹と杉植林が入り混じる。途中でニガクリタケモドキ(d)やスギエダタケ(e)、松の立ち枯れに出たツガサルノコシカケ(f)などにであった。「展望台」という標識のある場所から鬼怒川方面を見下ろしても、すっかり成長しきった樹木に邪魔されて東武沿線に連なる街並みはよく見えなかった。きのこの観察ポイントとしては不適当なようだ。 |
|||||||
|
|||||||
今日は霧降高原トライアルが開催される。でもまた駐車スペース確保が大変だろうなぁ。 | |||||||
だいや川公園からの山々は冬景色 | |||||||
日光だいや川公園を朝の散歩コースに選んだ。いつもと違って、あまり歩いたことのない大谷川堤の遊歩道をコースに選んだ。遊歩道からは雪をいただいた女峰山(a)や男体山(b)が聳え立つ姿を仰ぎ見ることができる。足元の遊歩道脇には氷が張り(c)、芝生では高い霜柱とモグラの競演がいたるところで見られる(d)。公園のキャンプ場にはこの時期にも寒さにめげず5〜7組ほどのテントが見られた。朝晩はマイナス4〜摂氏2度ほどに下がるのでテントの中はいくら暖房をしようともかなり寒いのではないだろうか(e)。 市街地に戻ってユニクロの駐車場に車をとめると、高原山が田んぼの向こうに見えた。標高が低いせいか、雪の着いた姿には見えなかった。でも報道によれば、この山の中腹にあるハンターマウンテンスキー場は昨日オープンしてかなりの数の客が初滑りを楽しんだという。 |
|||||||
|
|||||||
昨日は鬼怒川公園岩風呂に行ったが、公園の紅葉がまだ鮮やかだった。 | |||||||
いわき市平絹谷の知人宅へ | |||||||
昨日は暗い雨の中を出発していわき市に向かった。県境の戸中峠への道は雨の中でもきれいな紅葉を楽しめた。朝10時前に絹谷集落の親しい知人宅に到着した。栃木県では夏の長雨のため米は不作だったが、絹谷では例年にも増してよいコメができたという。軒下には吊るしたばかりの柿が長い竿にたくさんぶら下がっていた。今年はよい干柿ができそうだ。 しばし談笑したのち友人のA川さん宅に寄った。相変わらずとても89歳とは思えない元気な姿をみせてくれた。A川さん宅からはかつて三年半住んでいた家がよく見える(a)。家屋のたたずまいは退去時とまったく変わっていない。まだこの先10年以上は十分に暮らしていけそうに見えた(雑記2015.6.8)。すぐにでも取り壊すということだったが、あの日から空き家のままずっと放置され、土地も売却もされていないらしい。庭は荒れ放題で一面に雑草が茂っていた(b)。 絹谷集落からはそのまま石森山を越えて(c)、夏井川渓谷に沿った街道に入った。石森山の紅葉も真っ盛りで見事だったが、夏井川渓谷の紅葉はさらに素晴らしかった(d〜f)。 |
|||||||
|
|||||||
日光に転居して以降、毎月一度いわき市詣でをしてきたが、昨日をもって終わりにすることにした。来年からは月々の定期的ないわき市通いはもう行わない。 | |||||||
どこからも見える男体山と女峰山 | ||||||
寒い季節には毎朝自宅周辺の田園地帯を1時間ほど散歩する。幸い数分も歩けば周囲は田園地帯となる。どこまでも広がる田畑の向こうにはいつも山が見える。それが何よりもうれしい。昨日の朝はまだよく晴れていてどこを歩いていても男体山と女峰山の雄姿を見ることができた。およそ4〜6Kmの間には、やはり同じように散策したり速足で歩く人たちに10〜20人ほど行きかう。田舎には、出会った人には「こんにちは」とあいさつを交わす習慣がある。もっとも朝は「おはようございます」の方が多いかもしれない。知り合いかどうかは関係ない。時に煩わしいこともあるが、早朝の挨拶は気持ちが良い。時には足をとめて山に雪のついたこととか干柿の出来具合などの話に花が咲く。駅近くで散歩を終えた。昼過ぎにはすっかり曇ってしまった。室内も終日なかなか温度が上がらず、冷え冷えとした一日だった。
|
||||||
|
||||||
今朝はこれからいわき市に向けて出発。往復360〜400Kmのドライブだ。 | ||||||
タイヤ交換ゲーム:スバルR2 | |||||||
軽自動車スバルR2のタイヤを交換した。昨年より一週間ほど遅い。プリウスは春からずっと履いてきたスタッドレスタイヤをそのままもう一シーズン使う(雑記2017.11.18)。 交換するのが軽だけなので楽だとはいえ事前の段どりから事後の後始末などを考えると、やはり面倒でできればやりたくない作業だ。そこで、あらかじめ目標時間を決めて作業に取り掛かった。段取り開始から後始末完了までを含めたすべての時間を40分間以内でやることを目標にした。所要時間を計測して作業途中に随所で経過撮影をすることにした。 ストップウオッチをスタートさせ、まず作業衣に着替えて安全靴に履き替えた。カメラを準備して、タイヤにかぶせてあったビニールシートを外してスタッドレスタイヤを配置し、ジャッキとグリス、輪留めを持ち出してきて、前輪から作業にかかった。最後に夏タイヤを格納してビニールシートをかぶせて紐で縛ったところで、ストップウオッチを押した。どのくらいの時間がかかっただろうかと見ると、39分少々だった。目標はクリアしたが、駆け足と大急ぎの作業で体がすっかり熱くなった。撮影をしなければ35分くらいだったろう。 |
|||||||
|
|||||||
今朝は外気温マイナス4度、室温4度。家の前の路面は凍っている。昨日のうちにタイヤ交換をしておいたよかった。 | |||||||
自宅風呂かわりの銭湯が休館 | |
自宅から最も近い市営温泉かたくりの湯(10Km)が、改修工事のため12月18日まで長期の休館となる。ほぼ毎日利用してきた銭湯が休館となるので、これはかなり痛手が大きい。次に近いのは日光温泉(12.5Km)だが、ここはほかの市営温泉と比較するととても狭い。その分、入浴料は最も安いが、洗い場は三ヶ所、湯船は狭い三角形で4〜5人も入ればかなり窮屈となる。 他の市営温泉は急に遠くなり、やしおの湯と鬼怒川公園岩風呂はともに自宅から約20Km。しかし、ここまではまだ日常的に利用してきた温泉だが、これ以外の市営温泉というとさらに遠くなる(雑記2015.10.24)。川治温泉薬師の湯までは29Km、川俣温泉一休上人の湯になると50Kmもあって、とても日常的に利用することはできない。おまけにこの両者は入浴料も高い。 日光市営ではないが、かたくりの湯と比較的似た距離に東照温泉(12Km)や宇都宮市ろまんちっく村の湯処あぐり(13Km)がある。かたくりの湯で顔なじみのメンバーの中の幾人かは、休館中はこの二つの温泉を利用すると言っていたが、日光市営温泉に比較して入浴料が格段に高いので、彼らにしても三日に一度くらいしか入浴できないという。
昨日、日光温泉に行ったが、タイミングが悪く湯船で足を延ばすことはできず、洗い場を確保できるまで長いこと待たされて体がすっかり冷えてしまった。過去にはすぐに洗い場を得ることができたこともあったが、たいがいいつも混みあっていた。やはり日光温泉には行きたくない。となると、残るはやしおの湯か岩風呂しかない。 |
|
|