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2017年11月20日(月) きのこ乾燥器を作り直すのはやめた
 いわき市時代に作ったきのこ乾燥器(雑記2012.8.24同2014.6.4)のうち中小の二台を日光市に持ってきたが(a)、両者ともガタがひどくなってきた(c)。日光市に転居してからは中型乾燥器(b)は数回しか使っておらず、玄関脇で小型乾燥器の置台になっている(d)。
 日光の夏は暑くて非常に湿度が高く、冬は極端に寒くひどく乾燥する。だから屋外の木製品は傷みがとても早い。通年温暖な気候のいわき市では、乾燥器は全くといってよいほど傷みがなかった。しかし、日光に移ってからは一年目から急激にガタがひどくなった。
 中小のサイズは金属網の大きさからしてまるで違う。中型の方はいずれ解体して処分するつもりだが、小型の方は処分するかどうか決めかねていた。この三年間きのこシーズンにはよく活躍してくれた。応急処置を施しながら使ってきたが、来シーズンはもう使えそうもない。
 今後はごく一部の特殊なきのこ以外は乾燥標本は残さないつもりだ。それにしてもまだ数年先までは乾燥器が必要となる。新たに小型の乾燥器を作るのはやめて、携帯用(段ボール+布団乾燥機)(e)とドライフルーツ乾燥器(f)とでやっていくことにした。
 
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 昨日は、三重・兵庫の三人がやってきた。夜は例によって宴会となり、二日連チャンの宴会となった。


2017年11月19日() JATSミニ観察会:於 日光だいや川公園
 昨日日光だいや川公園で行われたJATS(日本地下生菌研究会)のミニ観察会を覗いてきた。午後1:00に大谷川対岸の丸山公園に集合して挨拶を交わした後(a)、日光だいや川公園に向かった。みなそれぞれ思い思いに探索にとりかかっていた(b〜e)。大部分のメンバーは旧知の間柄だが、久しぶりに会う懐かしいメンバーもいた(f)。
 ちょうど日光そば祭りの中日で公園周辺には大勢の人が繰り出して賑わっていたが、逆にそば祭り会場から離れた場所ではふだんよりずっと人が少なく、異様な姿でしゃがみ込んで何かを探す集団が蠢いていても、物珍し気に寄ってくる人はほとんどなかった。
 天気予報は雨だったが、幸いにも雨には降られなかった。途中で会のメンバーと別れて、そば祭りの会場に向かった。二日目のイベント終了間近の時刻だったので、お客さんも少なくなり、どこの店もすぐに入って食べることができた(g〜j)。この日閉店間際に食べた会津の「山都そば」は、昨日食べた店よりずっと気に入った。帰路温泉に入って帰宅した。
 
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 夕方、菌類懇話会事務局のGさんがやってきた。例によって宴会となった。


2017年11月18日() 冬用タイヤに交換する時期になったが
 いつスタッドレスタイヤに交換するか、そろそろ決めなくてはならない。日常的に行動する地域でも雪が降ったり路面が凍結を始めた。既にノーマルタイヤで奥日光へ行くのは危険だ。
 軽自動車(スバルR2)も小型車(プリウス)もともに、昨年は11月13日に(雑記2016.11.14)、一昨年は11月1日に(同2015.11.2)タイヤ交換をしている。
 今年は昨年までとは少し事情が異なる。プリウスのスタッドレスタイヤは2015年から二冬使用し、4万Kmほど走ってスリップサインがでていた。そこで今年は冬が近づいたら新規にスタッドレスタイヤを購入するつもりで、春になってもノーマルタイヤに戻さなかった(同2017.4.9)。
 10月後半頃から自動車用品店やタイヤ専門店からのスタッドレスタイヤのチラシが頻繁に入るようになってきた。何度か寒波がきたのでタイヤの組付けはすでにどこも順番待ちだ。それらの様子を見たり、チラシをじっと眺めているうちに気が変わった。多少摩耗してはいるが、この冬場は現在のスタッドレスを履き続けることにした。


2017年11月17日(金)その2   日光そば祭り初日の朝
 晴れあがってよく冷えた朝、大谷川対岸の丸山公園に車を駐めて徒歩で日光そば祭りに向かった(a)。大谷川にかかる橋からは東側の川面(b)も西側の山々(c)もよく冴えわたっていた。日光だいや川公園の中央駐車場にはひっきりなしにシャトルバスが出入りしていたが(d)、道路はふだん通り順調に流れていた(e)。いつもなら子供たちの歓声が絶えない芝生広場は関係者の駐車場となり(f)、広いキャンプ場内の道路はぐるっと一回り出店者の車が縦列駐車していた(g)。
 おりしも公園は紅葉真っ盛りで(h, j)、どこの出店でも蕎麦打ちが始まっていた。一部には早々と来店客に蕎麦を食わせている店もあった。いったん会場を離れていつものように公園内を速足で40分ほど歩いてから、第二会場に戻った。平日の午前中ということもあって蕎麦店の並ぶ第二会場にはまだ人出は少なく、どこの店もすぐに着席して蕎麦を味わうことができた。
 北海道からやってきた店二ヵ所で盛り蕎麦を食べた。昨年も一番人気だった店では早い時刻に既に行列ができていた(k)。ここの蕎麦はさすがに美味かった。NHKやテレビ栃木なども取材に来ていた(l)。早い昼食のあと、第一会場を覗いたり、国土交通省の土石流体験車で立体眼鏡をかけて土石流の恐ろしさを味わったりして、昼前に帰宅した。
 
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2017年11月17日(金) 今日から日光そば祭り:日光だいや川公園
 今日から日曜日までの三日間、日光だいや川公園を主会場に日光そば祭りが始まる。昨日までは公園中央の大駐車場が利用できたが、今朝からは一般車は駐車できず、周辺に設けられた臨時駐車場(総計2,000台)にとめて、そこからシャトルバスで会場に向かうことになる。
 この三日間、am11:00〜pm1:00頃に周辺が大渋滞を起こすとみられている。昨年も日光宇都宮道路の最寄インターである今市インターで降りたい車が高速道路上から長い渋滞を作っていた。ふだんなら会場まで10分ほどだが、時間帯によっては1時間以上かかったという。
 昨日の朝はまだ静かで紅葉も見ごろだった(a, b)。第一会場(c)もキャンプ場の第二会場もすでにテントの設営を終えて、午後には搬入が始まった。よく晴れて強い冬型の気圧配置の下、山並みもくっきりと見えていた(d)。遊歩道脇には色とりどりの落葉が厚く降り積もっていた(e, f)。
 今日から三日間は、天気が悪ければ人出も少なくすんなり会場周辺にたどり着けるだろうが、そうでない限り昼前後に周辺を通行するには渋滞を覚悟しなくてはなるまい。
 
(a)
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 今朝は外気温マイナス1度、室温5度。いよいよ寒い季節が始まった。


2017年11月16日(木) 朝の散歩:黒ベコと戯れ
 昨日朝は久しぶりに車を使わず自宅から直接歩いて散歩に出た。数分も歩くと朝もやの中に田園が広がり(a)、紅葉の小径が続いている(b)。途中から例幣使街道の車通行禁止区間の杉並木に入った(c)。この杉並木を歩く人は少なく、この朝もわずか二人にしか出会わなかった。車通行禁止の区間は約1Kmほどだが、ここは一応国道で標識もある。
 例幣使街道を離れて明神側の田園地帯に入ると畜産農家がある。ちょうど小径のすぐ脇に仔牛がおとなしく座っていた。穏やかな目をしていた(e)。声をかけると「モー」と返事が返ってきた。しばし仔牛と戯れてから、緩やかな坂を上って自宅に戻った。道端にツチグリが見られた(f)。
 寒い季節はいつもそうだが、およそ1時間、距離にして4〜6Kmの速足散歩だった。
 
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 「今日の雑記」も日常の出来事やコケに関する覚書が主体となる季節になってきた。


2017年11月15日(水) 紅葉盛り日光の名所旧跡を散策
 どうやら今年のきのこはほとんど終わったようだ。そこできのこ観察を兼ねた散策をやめて、例年のようにやや速足での朝の散歩に切り替えた。昨日朝は憾満ケ淵の東側の駐車場に車をとめて(a)、憾満ケ淵遊歩道を歩いて大日橋を渡って国道120号線から戻った(b〜f)。
 この辺りの国道沿いにはちょっとした名所旧跡がいくつもある。いつもこの辺りは車で通過してしまうので、改めて歩いて巡ると思いがけない発見がいろいろあった。輪王寺や東照宮などいわゆる二社一寺周辺は観光客の姿が多いが、その先の社寺までは観光客はほとんどやってくることがないので、とても静かだった(g〜j)。憾満ケ淵の駐車場にもどると車の数が増えていた(k)。久々に三ツ山羊羹で塩羊羹を買って戻った(l)。全行程を通してきのこはほとんど見られず、かろうじて出会ったのはニガクリタケアラゲカワラタケくらいのものだった。
 
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 午後は雨になったが、幸いにも雨は干柿を吊るした場所までは及ばなかった。6日に干した柿(雑記2017.11.7)はこれまでのところ順調に干柿になりつつある。


2017年11月14日(火) そば祭りの準備が始まった:日光だいや川公園
 昨日朝散歩のため日光だいや川公園に行くと、大駐車場にイベント会社や荷物運搬のトラックが何台もやって来ていた(a)。ふだんは見られない光景だ。今週末に行われる「日光そば祭り」のためのテントや設備が運び込まれていた。すでに広場にはテントの骨組みが組み立てられて並べられ始めた(b)。おりしも公園は紅葉真っ盛りで(c, e)、緑の相談所前の広場からは青空の下で女峰山が池に姿を映していた(d)。公園内を一回りしたが途中で出会ったのはスギタケ(f)とすっかり干からびたカキシメジくらいだった。
 
(a)
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 鬼怒川公園の紅葉は際立っていた
 昨日は近くの銭湯(かたくりの湯)が定休日なので、鬼怒川温泉の岩風呂(市営温泉)に行った。露天風呂からの紅葉はちょうど見頃だった。鬼怒川温泉周辺の紅葉もすばらしいが、岩風呂のある鬼怒川公園の紅葉はとりわけ美しかった。写真(g〜k)はすべて岩風呂の駐車場からのものだ。駐車場のすぐ横の切り株からはニガクリタケが出ていた(l)。
 
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2017年11月13日(月) 観光客がとても多かった尚仁沢遊歩道
 昨日は散歩コースを尚仁沢遊歩道に選んだ。起点の駐車場に到着すると既に5〜6台の車の姿があった。大半が首都圏からの車だった。紅葉は既に終わっているが、湧水群の周辺はまだ名残が残っていた(a, b)。この遊歩道は歩行距離こそ往復で2Km強しかなく短いが、適度な起伏があって散策にはちょうど良い。歩いていると次々に追い越された。
 当然のようにきのこの姿はほとんどなかった。そんな中でもニガクリタケ(c)、すっかり乾燥しきったムキタケ(d, e)、ヒイロチャワンタケ(f)、チャワンタケの仲間(g)、アラゲコベニチャワンタケの仲間(h)などのきのこに出会った。駐車場に戻ると車の数は十数台に増えていた。
 久しぶりに親水公園に立ち寄ってみた。相変わらず沢山のポリタンクを積んできて、そこに尚仁沢湧水群からパイプで引かれた水を詰めて、過積載状態で戻っていく車が沢山いた(i, j)。
 朝尚仁沢に向かうときに蕎麦屋の「ぼうじぼ」に軽トラがとまっていたので、今日は久しぶりに店を開けるのだろうと思っていた。帰路期待して走っていると「営業中」の看板がみえた(k)。土日しか開店しないのに、最近の土日はずっと閉店続きだった。このところずっとダメだったが、昨日やっと店に入ることができた。この店の蕎麦はやはり非常に美味い(l)。
 
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 このところ朝晩の気温が急激に下がってきた。今朝も車の窓ガラスがすっかり凍っている。すでに少し高い場所では冬季タイヤやチェーンの世界となっている。


2017年11月12日() きのこはなかったけれど良き一日だった
 紅葉前線が自宅周辺まで降りてきた。臨家の紅葉も日増しに鮮やかになって、自宅の顕微鏡室の窓はさながら紅葉を描いたキャンバスのようだ(a, b)。昨日は栃木県きのこ同好会の「野木町採集会・料理研修会」。杉並木と紅葉の織りなす例幣使街道を南下して、下野市の天平の丘公園に立ち寄り、野木町の会場であるTさん宅を目指した。天平の丘公園ではきのこはほとんどなく(c)、かろうじてニガクリタケ(d)とたった一本のキララタケ(e)に出会った。
 ほぼ定刻に会場に到着するとすでに多数の車で埋め尽くされていた。簡単なあいさつを終えて(f)、皆で里山を歩いたがきのこの姿はほとんどない(g)。新鮮なきのこはわずかのヒラタケだけだった(h)。採集されて並べられたきのこは大半が硬質菌、それも干からびたものばかりだった(i)。そのあとはお待ちかねの「料理研修会」(j)。今年も新鮮な手打ちそばやら白菜漬け、おこわ、柿、ズイキなどがたっぷり並んだ。蕎麦にかける汁と具がまたとてもよかった。
 帰り道、自宅近くに来たところで、ガソリンと灯油を購入し、銭湯(市営温泉)で暖まってから戻った。室内で落ち着く間もなく、今度は近隣の知人から干柿用の柿をもらった。
 夕方になると山から雪雲が次々に押し寄せてきて、男体山や女峰山がみえなくなってきた。ライブカメラで奥日光から上をみるとすでに白銀の世界が広がり始めていた。
 
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2017年11月11日() 紅葉の終わった観音沼へ
 昨日朝通勤の混雑が終わるころにプリウスで自宅を出た。紅葉真っ盛りの会津西街道を北上すると、県境に近づくにつれ紅葉は失われ、周囲の山々は葉を落とした裸の樹ばかりとなった。山王峠を越えて道の駅たじまに車を停めた。この周辺の山も枯葉だらけだった(a)。
 道の駅の少し北にある野生きのこの店「ひげのおじさん」も開店休業の状態だった(b)。例年ならまだ店頭にナメコやクリタケ、コガネタケ、ムラサキシメジが多量に並んでいるはずだが、わずかにムキタケなどが少しだけ並んでいる有様だった(c)。店の主によれば「今年はきのこ大不作の年だった。ここまでひどい不作は過去にもあまり例がない」という。
 福島県下郷町の観音沼森林公園は葉を落とした樹木ばかりが目立った(d, e)。木の葉がないので展望台(f)からは遠くがよく見晴らせた。遊歩道の足元には枯れ落ちた葉が厚く重なり合っている(g)。少し前には観光客で溢れていたのが嘘のように静かだった。
 きのこは全くないだろうと思っていたが、ツチグリ(h)、ムキタケ(i, j)、キシメジ科(旧分類)らしいきのこ(k, l)などが見られた。ブナ林の樹下も枯葉の厚い堆積のためか、ウスキブナノミタケは全く見当たらなかった。帰路は久しぶりに新甲子トンネルを越えて那須高原を経由して矢板に向かうルートをとって帰宅した。ムキタケは夕食時に腹に収めた。
 
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 今日は野木町で行われる栃木県きのこ同好会の料理研修会に参加する予定。


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