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2018年2月20日(火) 春はまだまだ先のようだ
 昨日の朝、今年初めて知り合いのシイタケほだ場に行ってみた。一昨年の同じころには、この場所でセンボンクヌギタケやキチャワンタケがでていたが(雑記2016.2.18)、今年はどうだろうかと思っていた。杉林の中は気温がマイナス6.2度、歩くと霜柱がザクザクと音を立てた。
 今年は1月から雨はまったく降らず、2月になってからは気温が極端に低い日が続いている。それでも原木栽培のシイタケはよく育っていた。ボロボロになった材には相変わらずダイダイタケ(b)とホウロクタケ(c)ばかりがやたらに目立つ。キチャワンタケの姿はまったくなく、かろうじて乾燥気味の小さなセンボンクヌギタケが一ヶ所にだけ出ていた(d, e)。周辺の杉の根本にはいたるところにホソバオキナゴケが着いていた(f)。春が待ち遠しい。
 
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 鬼怒川温泉の銭湯に行く途中、鬼怒川の白鳥を眺めた。相変わらず100羽以上いた。
 このところずっと不調だった顕微鏡室のファンヒーターがついにご臨終となった。出張修理を依頼すると新たに新品を購入するのとほぼ同額の費用がかかることが分かった。次の燃えないゴミの日に処分することにした。2012年1月の購入だから6年間の短い寿命だった。


2018年2月19日(月) 丸山公園側の堤にも遊歩道があった
 ふだんの散歩には決まったコースがあるわけではない。飽きっぽい性格を反映して毎日、前日とは違う道を歩く。自宅を中心とした4〜6Kmの基本ルートが5〜6本ほどある。また車で公園まで出向いてそこの遊歩道を周回する3〜5Kmほどのコースも数本ある。
 それらのコースをその朝の気分で決めるのだが、どうしてもマンネリ化を避けられない。そこで昨日は大谷川を挟んで日光だいや川公園の対岸にある丸山公園の駐車場に車を停めた。日曜日のせいか車が多かった(a)。堤防に沿って桜の並木が続く(b)。昨年はじっくり見なかったが、この桜周辺ではアミガサタケが出そうな気がする。
 並木沿いの大谷川堤に上がって上流に向かって進むと、どこまでも遊歩道が続いていた(c)。昨日は大谷川公園の西駐車場の対岸あたりまで歩いたところで引き返した(d)。この周辺を歩き回ったおかげでいくつかの新発見もあった。
 
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 今朝4:00の外気温はマイナス6.9度。6:00頃にはマイナス8度を下回っていた。日光では冬場に灯油を切らすと大変なことになる。そこで週に2度ほど、散歩の折や銭湯に向かうときに車の後ろ座席の足元に空の灯油タンクを積んで出る(e)。自宅では非常用に1缶備蓄し、2缶を交互に使っているのでまとめ買いはしない。しかし、わが家のように18L缶ひとつ分だけを購入する客はまれで、たいていの人たちは3〜6本ほどの分量を買っていく(f)。そのため昨日はたった1缶分の灯油を購入するのに寒さに震えながら20分以上待たされた。


2018年2月18日() 受験生と銭湯と冬季オリンピック
 午前中に宇都宮の県立図書館に行くと、読書室には受験参考書とノートを広げた高校生らしき姿がやけに目立った。つい先月まではこういった光景は見られなかった。冬季オリンピックの観戦も封印して勉強しているようだった。テレビといえばふだんニュースと天気予報以外はほとんど見ない。夕食後にほろ酔い状態で録画番組を途中まで見るのがおちだ。
 午後かたくりの湯に行くと駐車場には車が溢れんばかりだった。一瞬混んでいていやだなぁと思った。ところが脱衣室には客がとても少なく、風呂の中に入っても浴槽はがらがら、洗い場も半分以上空いていた。土曜日の午後にしてはやけに客が少なかった。
 のんびり湯船につかりながら、あんなに車は多かったのにどうなっているのだろうと思っていた。すると興奮気味に「羽生が・・・、宇野が・・・」と言いながら7〜8人が急に入ってきた。脱衣室も混み始めていた。どうやら昼前にやって来て休憩室でずっとテレビ観戦し、フィギュアスケートはじめ競技種目を楽しんでから湯船の方にやってきたらしい。


2018年2月17日() まだまだ身近に知らない社寺がある
 宇都宮からの帰路、日光市にはいり自宅に近づいたところで、走ったことのない左側の道に入った。この直前に泉福寺という標識があり以前から気になっていた。
 ガチンガチンに凍った雪道の先には神社があった(a, b)。狛犬も立派だった(c)。特定の家族の守り神としての小さな社ではなさそうだ。日光市には「たかお」を名乗る神社がいくつかあるが、この神社にも「たかお」神社という標識や由来が記されていた。「たかお」の「お」は当用漢字にはない複雑でややこしい文字で、作字でもしない限りPC画面には表示できない。
 さらにその先の細い道をたどって猪倉山に入って行くと、ようやく泉福寺にたどり着いた。結構古くからの名刹らしい(d, e)。道路はここで終わっていて駐車場の周りにはまだ雪がたっぷり残っていた。この寺からは山頂の猪倉城址への歩道もあるらしく、雪の中に案内標識があり(f)、順路と記された雪道が続いていた。暖かくなったらこの遊歩道も歩いてみよう。
 
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2018年2月16日(金) 雪の奥日光湯元温泉街で遊ぶ
 日光湯元温泉にある温泉寺は冬季休業だが、無雪期には500円で硫黄泉を楽しめる。日帰り入浴のできる温泉を持った寺というのは全国的にもとても珍しいものだろう。今の時期は灯篭の連なる道をたどると、雪に閉ざされた庫裏にたどり着く(a, b)。
 湯元ではこの時期「雪灯里」を実施していて会場には小さなかまくら風の灯火が通りの両側にびっしり並ぶ(c, d)。中央には大きなかまくらがあり、中は意外と暖かい(d, e)。湯元スキー場ではスキーの初心者講習が行われ、頭上には金精山が美しい姿をみせていた(f)。
 湖畔の広場では氷の彫刻展が行われていた。彫刻はすべてかまくらの中だ(g〜i)。このかまくらは降雪から氷の彫刻を守っている。湯の湖はこのあたりでは温泉湯のため結氷していないが、湖面の大部分つまり湯滝の側は厚く全面結氷している(k)。湖面の中ほどには誰が作ったのか雪ダルマがあった。竜頭の滝の上部は凍っていなかった(l)。
 
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 今朝6:30の気温はマイナス7.2度(am4:30 マイナス3.2度)だが、昨日はとても暖かかった。昨日の朝6:30の気温が摂氏3.1度(昨日 am4:30 2.1度)で、今年初めてマイナスではなくプラスの気温だった。自宅の庭にはまだたっぷり雪が残っているが、ようやくフキノトウが顔をだした。日光だいや川公園ではマンサクが咲き始めた。


2018年2月15日(木) この冬初の奥日光へ
 例年12月から2月の頃には、必ず何度か奥日光に出かけてきた。しかし今年はこれまでのところ一度も上(奥日光)には上がっていなかった。そこで昨日軽自動車R2で上に向かった。
 いろは坂登り口の馬返しには「ノーマルタイヤ不可 スリップ事故多発」の表示があるが(a)、路面には雪はなく(b)、すんなり明智平に到着。ここからは下りのいろは坂が遠望できる(c)。中禅寺湖は穏やかな姿を見せていた(d)。竜頭の滝に客は少なく(e)、路面はテカテカに凍っていた(f)。滝は全面的に結氷していた(g)。
 戦場ヶ原に上がると一気に見晴らしが開ける。路面はわずかに凍っていた(h)。湯滝の駐車場はこの時期には無料開放されているが、そこに至る道はガチンガチンに凍っている。料金所を撮影しようと上り坂の途中に車をとめると、そこで動けなくなった。タイヤが空転するばかりで一向に進めない。やむなく平らなところまで延々バックして、再び上り直してなんとか駐車場にたどり着いた。料金所の脇には「チェーン装着車以外侵入不可」との看板があった(i)。国道と駐車場との間にはテカテカに凍った急な上りと下りがあるので、たとえ新品のスタッドレスタイヤを履いた四駆でもいったん途中で止まれば発進は難しいだろう。
 広い駐車場にはわが家の車だけだった。ここからは徒歩で滝に向かうが凍結路面に薄く雪がかぶり道はよく滑る(j)。この時の気温はマイナス8度だったが、湯滝は全く凍っていなかった(k)。その先の遊歩道は「立ち入り禁止」だ。少し先まで歩いてみたが、長靴がすっぽり埋まってしまうかツルツルの氷の上を歩くしかなく、恐ろしいので引き返した。
 駐車場から国道までは凍りきった急な上り坂だ。おまけに途中でV字型にカーブしている。下で勢いをつけて氷の道を登った。途中で止まってしまえば急カーブの氷道を下まで戻らねばならない。これは危険極まりない。まぁなんとかなるさと思いつつ尻を振りながら国道に出た。
 
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 このあと日光湯本で遊んだが、その件については明日の雑記に記すことにしよう。


2018年2月14日(水) セツブンソウ:栃木市と鹿沼市の境界地区
 下野新聞のローカル欄にセツブンソウが開き始めたという記事が載っていた。そこで昨日栃木市星野の四季の森(a)と鹿沼市下永野の御嶽山神社(e, f)に行ってみた。
 四季の森は20数年前まではこの時期になるとセツブンソウの大群落が見られたのだが、近年はイノシシ被害もあってごくわずかしか見られなくなっていた。昨日も広い庭園にロウバイ以外の花はなく殺風景だった(a〜c)。セツブンソウはたった一ヶ所に数本でていただけだった(d)。
 隣接する鹿沼市南端の御嶽山神社では凍結した土の中から、多くのセツブンソウが花をつけていた(g〜j)。フクジュソウも多数見られた(k, l)。神主の話では、かつてはこの庭園一帯にクリンソウやらセツブンソウが沢山見られたのだが、次々に抜き取られて今は見る影もなくなったいう。かつては氏子たちが定期的に庭や草花の手入れをしてくれていたが、いまや老齢になりこれまでのようなきめ細かな手入れはできなくなったということだった。
 何はともあれ今年もセツブンソウが見られたことに感謝(雑記2017.2.12同2016.2.13)。
 
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2018年2月13日(火) ツバキキンカクチャワンタケ:宇都宮 八幡山公園
 そろそろツバキキンカクチャワンタケが出始めているのではないかと思い、宇都宮市の八幡山公園に行ってみた。宇都宮タワーの脇から吊り橋を渡って(a)競輪場側の駐車場下に出た(b)。民間駐車場のすぐ脇のヤブツバキ(c)の下の落葉の褥をていねいにどけてみた(d)。
 まだツバキの花は全く開いていないが、落葉の下には小さなツバキキンカクチャワンタケが出ていた(e, f)。発生を確認したのは昨年より3週間ほど早い(雑記2017.3.6)。
 まだ未熟で胞子もできていないかもしれないと思いつつ、4つほど持ち帰ってきた(g, h)。二つづつ同じ菌核から出ていた(i)。子実層を切り出してメルツァー試薬で封入してみると、胞子ができていた。子嚢先端も青色に染まった(j〜l)。
 
(a)
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2018年2月12日() 異常に暖かかった一日
 昨日は朝からとても気温が高く、日中にはさらに気温が上がり春真っ盛りを思わせた。青空の中たっぷり日が射して午後には二階の和室は暖房もしないのに摂氏18度までになっていた。つい数日前までは、陽射しが強くても室温は7〜8度にしかならなかったのだから、10度も高かったことになる。表を歩くのに、夏用の半袖ポロシャツの上に春物の薄手の上着を羽織るだけで十分だった。家の前の市道脇や自宅庭の雪はまだたっぷり残っているが、街中の日向では雪はほとんど見られなくなった。
 しかし、この暖かさもpm4:00頃までで終わりを告げ、日が沈み始めるころには北西風が強くなり急に寒くなり始めた。日中あちこちで雪が解けて路面を濡らしたが、夕方になるとこれが凍り始めた。昨日朝の日光だいや川公園の遊歩道もテカテカに凍って怖い場所が随所にあったが、今日は広範囲に路面が凍りそうだ。ちなみに今朝am3:40の外気温はマイナス4.3度。


2018年2月11日() 野木町煉瓦窯と渡良瀬遊水地
 昨日朝食後に気分転換に渡良瀬遊水地に行ってみることにした。カーナビに従って車を進めると、遊水地からはずれた場所のラフの管理道に導かれてしまい、中心部に近づけなかった。そこで一度国道に出て野木町に向かった。そこで国指定重要文化財に指定されているホフマン式煉瓦窯を見学することにした。間近に見ると窯は巨大なものだった(a)。
 最初自分たちだけで順路に従って解説を読みながら一回りした。概要はなんとなく掴めたが今一つピンと来ない。そこで、30分ほど待って、あらためて解説者による案内を得て再び同じコースを見学した(b〜h)。今度はいろいろな疑問が氷解してさらによく理解することができた。

 このあと標識に従って広大なヨシ原の渡良瀬遊水地に入り駐車場に車をとめた。遊水池つまり谷中湖に沿った道は自転車か徒歩でしか利用できない。サイクリングやジョギングを楽しむ人や野鳥観察の人たちが大勢いた。その広さに驚いたが、ここの葦原を一日で野焼きすると知ってさらに興味が湧いてきた。この次は野焼きの時にまた行ってみようと思う。
 

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 今朝はこの時期としては異常に気温が高い。am4:00の外気温1.5度。例年より8〜10度高い。


[過去の雑記]

2017年1月きのこ雑記 を廃して、日々の雑記 として再出発
 「きのこ雑記」は「こけ雑記」と並ぶサブ・サイトとした
2017年1月こけ雑記 再開
2015年6月26日福島県いわき市から栃木県日光市 へ転居
2012年1月26日埼玉県川口市から 福島県いわき市へ転居
2006年7月こけ雑記 開始 (2011年8月 中断)
2001年4月今日の雑記 開始
2000年11月きのこ雑記 開始

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2018
2017
2016
2015
2014 中下
2013
2012 上中
2011 中下 中下
2010
2009 中下 中下
2008
2007 上中
2006
2005
2004
2003
2002
2001