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2018年2月10日() 厳冬期の尚仁沢遊歩道
 厳冬期の尚仁沢湧水群への遊歩道を歩いてみた。朝の通勤時間帯を過ぎた頃に家を出た。尚仁沢入口駐車場は明るい日差しの中で雪もなく、わが家の車一台だけだった(a)。
 歩き出すとすぐに30cmほどの積雪の中にダム管理の車の轍が続いていた(b)。やや進むと湧水群遊歩道の入口となり、この場所はよく日が当たり雪はなかった(c)。しかし足元の落葉の下はガチンガチンに凍っていてすぐに急な登りとなった(d)。上がりきると雪径となるが(e)、すぐに急な下り階段となる(f)。金属製の階段は凍りきって、手すりに掴まらないと恐ろしい状態だった。階段を下ると吊り橋となるが、日陰でもないのに橋は雪に覆われていた(g)。
 ここを過ぎるとあとは雪原のなかの細い踏み跡を辿ることになる(h, i)。途中の木道や細板の道は雪が硬く凍り付いて慎重に歩かないと転落しそうだ(j)。終点の湧水群標識のあたりは明るく開け湧水点近くには雪はほとんどない(k, l)。しかし落ち葉の下は氷の世界で、注意深く歩かないと転びそうになる。無雪期と比較すると湧水の水量はとても少なかった。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 往復2Kmしかないが、風もなく楽しい雪道散歩だった。ビブラム底モカシンで歩いたが、しばしばくるぶしの上まですっかり雪に潜ってしまい、靴の中が雪だらけになった。四本爪アイゼンとスパッツがあればもっと気楽に歩けたろう。駐車場に戻ると、春日部ナンバーの車が一台とまって、二人のハイカーが雪道歩行の準備にいそしんでいた。


2018年2月9日(金) このところついてない:ヤフーオークション
 またヤフオク出品での不愉快な出来事。先日に引き続いて、出品物のうちの一点(レンズ)が再び購入意思のなさそうな落札者に引っかかった(雑記2018.2.3)。オークション終了時に最高額落札者の総合評価を見ると、「よい」16件、「非常に悪い」14件、差し引き「2」だった。これを見ておそらくいたずら入札ではないかと感じていた。これまでに取引ナビで何度か連絡をいれたが、終了からすでに5日経った今も何の連絡もない。
 いわゆる「終活」というわけでもないが道具や機器類を減らそうと、昨年11月頃からこれまでに40点ほどオークションに出品した。そのうち先日の1件とこの1件以外は、すべて速やかに落札者の手元に渡り、評価も済んで一件落着している。
 商品の受け渡しなど実際の取引をしていなくても、落札システム利用料が確定した時点で落札者や落札者候補がいると、落札システム利用料がかかる。先日の一件ではヤフーからのオプション利用料と落札システム料金は6,000円を超える。今回の件では利用料などの請求は1,200円ほどで済みそうだが、最近のこの2件、ついてないとしかいいようがない。


2018年2月8日(木) 図鑑の検索を忠実にたどる:スギゴケの仲間
 自宅近くの札山分譲団地を散策した折にスギゴケの仲間を採取した(a〜c)。ルーペで観て種名はすぐに見当がついたが、久しぶりに図鑑の検索表をその順に馬鹿正直にたどってみた。素材はコケだが、単なる絵合わせだけで同定するのではなく、観察結果に基づいて少しでも厳密に同定するという点では、きのこについても同じことがいえると思う。しかし、今日の「雑記」はくどいほど長く冗長なので最後まで目を通すのはかなり忍耐が必要だ。

 ふだんは平凡社『日本の野生植物 コケ』(2001)を利用して同定することが多いが、ここでは『原色日本蘚苔類図鑑』(1972)というやや古い保育社図鑑の検索表(d)を使ってみた。道具立てとしては、精密ピンセット、剃刀、高倍率ルーペ、対物レンズ40倍までの生物顕微鏡だ。

 図鑑の属への検索をみると(d)、最初に1.で朔歯の有無が記される。この標本の朔には朔歯があり(e)、朔歯の数は32だ(f)。ついで葉鞘部について毛の有無が記される(d)。この標本の葉鞘部には毛はない(g)。次に2.で記されるのは帽に毛があるかどうかだ(d)。この標本の帽にはフェルト状で密生する毛がある(h)。次は4.で朔柄に乳頭があるかどうか(d)。この標本の朔柄は平滑で乳頭などはない(i)。次いで5.で朔の形状が問われる(d)。この標本の朔は円筒形で朔歯は前述のように32(j, f)。さらに乾燥した時の葉の変化が記される(d)。この標本では乾燥すると葉が巻縮する(b)。ここまでたどった結果として、この標本はニワスギゴケ属 Pogonatum に落ちる(d)。
 

(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 そこでページを改めてニワスギゴケ属の種への検索にあたってみることにする(k, l)。最初に出てくるのは1.原糸体の永存性だが(k)、この標本には永存する原糸体はみられない。ついで2.朔柄の長さだが、これは長い方を選択することになる(b, c, o)。同じ2.で朔のかたちと鋸歯のことが記されるが、この標本では凾ヘ円筒形で鋸歯があるから次の項3.に進む(j, n, p)。
 次の3.では薄板の端細胞だが、この標本には明瞭な乳頭はない(q〜s)。そこで次ページの6行目の3.に移る(l)。そこには薄板の端細胞が平滑であるか記されるが、この標本では極微細なイボはあってもほとんど平滑といえる(s)。そこで7.に移ると、葉縁の細胞の厚さがでてくる。この標本では葉縁の細胞は1層であり、ついで薄板がいくつの細胞からなるかをみると、この標本では4〜6細胞になっている(s)。さらに薄板を側面から見ると、上縁に凹凸があると言える(t)。そこで、9.に移る。薄板の端細胞は単生で規則正しく配列しているから、この段階でコスギゴケ P. inflexum ということになる。そこで同ページにあるコスギゴケの説明を読んでみる(l)。
 
(m)
(m)
(n)
(n)
(o)
(o)
(p)
(p)
(q)
(q)
(r)
(r)
(s)
(s)
(t)
(t)
(u)
(u)
(v)
(v)
(w)
(w)
(x)
(x)
 発生環境は半日陰の土上で、低地に多いとある。これはまさにピッタリだ。他の説明はこれまで確認してきた検索にある通りで、確認していないのは、中肋が葉頂に達しているか否か、さらに背面に鋭い歯があるかどうか、薄板が葉面の大部分を覆っているか否か、となる。これらについてこの標本は解説にあるとおりの形質状態をみせている(m, n, w)。また念のためにカラーページの図版を見ると(u)、これまで見てきた画像とよく似通った図が描かれている。科や属によっては胞子が問題となることがあるが(x)、ニワスギゴケ属では検索には登場しない。

 平凡社図鑑のニワスギゴケ属の種への検索はこれよりやや少し詳しいが、同じようにたどってみるとやはりコスギゴケに落ちる。同図鑑の種の解説は保育社図鑑とほとんどかわらない。あとダメ押しで確認するとすればNoguchiのIllustrated Moss Flora of Japanだが、この文献のPart1のコスギゴケについての記載を読んでみると、これまでにたどってきた内容とほぼ符合する。この段階で疑問が生じれば、より詳しいモノグラフなり最新の論文にあたることになる。本件では、これで一段落したので、ラベルに記入して標本箱に収めて一件落着とした。

 長々とくどくど書いてみたが、ふつうは一部の形質についてルーペなり生物顕微鏡で確認するだけだ。スギゴケの仲間だと、ほとんどルーペで用が済み、顕微鏡を使うのは葉の薄板の先端細胞の確認だけだ。それによって直ちに既知種なのかそうでないのか判定できる。未報告種と思われる場合は、観察ミスなのか、あるいは単なる奇形なのか、自分が知らないだけなのか、本当にいまだ誰も報告していない種なのか、等々、ここからが新たなスタートとなる。

 たまたま今回はコケ植物で、特定の図鑑に準拠し、その図鑑の検索に基づいて同定作業を試みたが、どの種に落ちるのか全く見当がつかないような場合には、忠実に検索をたどってみるのもひとつの方法だ。こういった作業を何度か繰り返しているうちに、一部の形質についてだけ確認すれば容易に種名が判明するか、未記載種かもしれないと見当がつく様になる。そして、こういったやり方はコケに限らずキノコや他の生き物でも基本的には変わりない。

[参考] 検索表を使ったきのこの同定
 ヒメスギタケ : 雑記2007.9.29同2007.9.30
 ベニヤマタケ : 同2007.10.2同2007.10.3同2007.10.4同2007.10.5



2018年2月7日(水) 贅沢な悩み?:市営温泉と近場の温泉
 今年は元旦から始まって今日まで、自宅の風呂には一回も入っていない。宿に泊まって外出したとき以外は、毎日市営温泉を中心にどこかの温泉に入ってきた。少なくとも自宅で風呂を沸かすよりも、往復のガソリン代金を含めても市営温泉を利用した方が経費が安い。おまけに自宅の風呂は追い炊きができず使い勝手がとても悪い(雑記2016.12.30)。
 ありがたいことに日光市には安く入浴できる市営温泉が六つもあり、そのうち四つは車で30分以内に位置している(同2017.11.21同2015.10.24)。ふだん自宅の風呂がわりに利用しているのはかたくりの湯(a)で、自宅から10Km弱で最も近い。ここが定休日の時には、やしおの湯(b)か鬼怒川温泉岩風呂(c)に行く。以前は自宅から13Kmほどの日光温泉にもよく行っていたが最近はやめた。入浴料こそ100円で最も安いが何といっても狭すぎる。
 すべての市営温泉が休館となる元旦には自宅から12Kmほどのロマンチック村の湯処あぐり(d)やら矢板市のまことの湯(e)に行ったりもする。ここの入浴料はは市営温泉とは比較にならないほどで一人500円となり、実質市営温泉の三倍もするので、滅多に入れない。
 ふだん通っている市営温泉には圧倒的に常連が多く、ほぼ毎日同じ顔に出会う。多くが自宅の風呂は沸かさないと言う。泉質と湯館の作りが、それぞれ一長一短で、泉質ではやしおの湯や川俣温泉一休上人の湯が最もよく、距離ではかたくりの湯が一番だが、湯屋の雰囲気は岩風呂が最もよい。かたくりの湯ほどの距離にあって岩風呂のような雰囲気の作りで泉質が一休上人の湯ややしおの湯だと最高だ。まぁいずれにせよ贅沢な悩みなのかもしれない。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
 今朝もよく冷えこんでいる。am4:00の外気温マイナス9.4度、室内マイナス0.5度(玄関脇)〜3.5度(顕微鏡室)。ファンヒーターを点火してもなかなか温まってくれない。


2018年2月6日(火) 日光東照宮模型展示:日光だいや川公園 だいや体験館
 昨日の朝、日光だいや川公園を散策したがほぼ全域が雪に覆われて一部の舗装された遊歩道だけしか除雪はされていなかった(a〜d)。青空の中に女峰山がとても立派に見えた(c)。
 西駐車場の近くに「だいや体験館」がある。この館の前には「日光東照宮模型 入館無料」という古びた看板があって何となく気になっていたが(e)、これまで入ったことはなかった。
 昨日散歩の途中でだいや体験館に入ってみた(f)。この施設の案内パンフレットには日光東照宮模型配置図が掲載され、模型の由来などが記されている(g)。模型展示室はとても広く公式バスケットボール場二面ほどのスペースがある。天井も高く、ここに非常に精巧な工芸品が裸の状態で展示されている。想像していたよりはるかに見事な模型だった(i〜l)。これだけ精巧な工芸品を無料で展示していることに驚いた。今後もまた何度も鑑賞したい作品だった。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 今朝もよく冷え込んでいるが、am4:30の外気温はマイナス7.6度で意外と高かった。


2018年2月5日(月) ザゼンソウと白鳥:大田原市と塩谷町
 大田原市の北小金でザゼンソウがいくつか開きだしたというので行ってみた。昨年も同じような時期にここに出向いているが(雑記2017.2.7)、今年が例年になく寒い冬のためか開花している花は昨年よりずっと少なかった。遊歩道ではスエヒロタケやエノキタケも見られた。
 その足で半田沼公園まで行くとオオハクチョウが数十羽みられた(g〜i)。沼の畔では超望遠レンズを構えた鳥屋さんたちが何人かカメラを構えていた。残雪が凍結してとても歩きにくかった。公園脇の売店では面白い形の切り干し大根が売られていた(f)。
 帰路塩谷町の蕎麦屋「ぼうじぼ」で盛り蕎麦を食べた後、鬼怒川の白鳥を見てから戻ることにした。百羽ほどが見られた。改めてよく見れば、この場所の白鳥はほとんどがコハクチョウだった(j〜l)。尻を突き出して逆さになって餌を探す姿がとても面白かった(k)。
 
(a)
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(b)
(b)
(c)
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(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
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(i)
(i)
(j)
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(k)
(k)
(l)
(l)


2018年2月4日() 六ヶ月目の爪の水虫
 手足の爪の水虫の変化の様子についてのメモ。今年の1月初めに右足の指全体と親指、さらに右手の中指の変化を示したが(雑記2018.1.5)、これに加えて今現在の状体を追加した。一目でわかるように塗布開始(昨年7月末)、五ヶ月目(先月)の状態も併せて掲載した。
 右足親指爪の緑色部分はほとんど消えたが、白濁状態はまだほとんど改善されていない(b6)。親指以外の指については塗布開始時からの変化はあまり感じられないが、肥厚がやや薄くなってきたように思える(a6)。右手中指の爪に関してはかなり改善されたように見えるが、右側隅の軽い肥厚はまだ治っていない(c6)。しかし、六か月前と比較するとかなり改善された。
 
治療経過 右足指 右足親指 右手中指
塗布開始
2017年7月29日
(a0)
(a0)
(b0)
(b0)
(c0)
(c0)
五ヶ月目
2017年12月30日
(a5)
(a5)
(b5)
(b5)
(c5)
(c5)
六ヶ月目
2018年1月30日
(a6)
(a6)
(b6)
(b6)
(c6)
(c6)


2018年2月3日() 不良落札者にあたってしまった:ヤフオク
 久しぶりにヤフオクで出品に絡んで不愉快な思いをした。先月後半フィルム時代のニッコールのマニュアルズームレンズを出品した。結構良い値がついたので、品物をていねいに清掃して梱包準備を進めつつ、落札者からの取引連絡を待った。気になることがあった。というのは、落札者の「評価」は7件で、そのうち4件は「非常に悪い」だった。評価の内容は、落札後の取り消しやら落札後に一切連絡が取れなくなった、だった。しかしブラックリストにはなかった。
 二日経過しても送付先住所をはじめ全く何の連絡もないので、こちらから連絡を入れて二日待った。相変わらず何の回答もなく、その後は何度連絡してもなしのつぶてだった。結局「簡単決済」の期限までに何の回答もなかったので、その落札者を削除した。
 次候補の繰上げ処置をとり、数日待ったがこの候補者からも落札を承諾するか辞退するかの回答がない。そこで、再び承諾か辞退かの連絡が欲しいと連絡したが、これに対しても何の返答もなかった。この繰上げ候補者の評価は160件ほどあり、落札に関わる「非常に悪い」が15件あり、理由は大半が「落札者都合」となっていた。
 ヤフオクの初体験は2008年で、それ以降この10年間に400回ほど取引してきた。過去には出品がらみで二度、落札がらみで三度ほどトラブルに見舞われた。なかでも、2008年にはクレーマーのような落札者に悩まされ、2012年には詐欺的な出品者に遭遇したが、それ以降は特にトラブルには見舞われなかった。今回は少しばかり運が悪かったのだろうが、大きなトラブルにまで至らなかったことはよかった。


2018年2月2日(金) 今年二度目の降雪:またまた積雪10〜12cm
 朝起きて二階の窓から下をみるとプリウスが再び白いベールにすっぽり覆われていた。昨夜から降りだした雪は夜中も降り続き、今朝もまだ降っている。am6:00の外気温はマイナス2度と例年よりかなり高めで、明るくなってくると湿った重い雪になってきた。電線にも着雪が目立つ。すでに路面の凍結は始まっていた。
 先日の雪(雑記2018.1.23)がまだしっかり残っているのに、その後遺症として凍結した路面に新たに湿った雪が積もったので始末が悪い。暗いうちから家の前の歩道の除雪を始めた。ようやく明るくなると次々に、雪の車道をしずしずと車が通っていく。
 除雪作業で体は温まったものの、手足の指先が猛烈に痛い。またまた今後しばらくの間は自宅近郊での朝の散歩はできそうにない。
 
(a)
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(b)
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(c)
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(d)
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(e)
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(f)
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2018年2月1日(木) フクジュソウが咲き始めた
 日中でも零度以下から摂氏2〜4度くらいの低温の日々が続いているにもかかわらず、栃木県北部でもザゼンソウやロウバイが咲き始めたとの報道がされたが、自宅周辺でもフクジュソウが咲き始めた。昨日朝近隣を散策している途中の民家の庭で見かけた(a, b)。咲いている姿に気づいたのは昨年より数日(雑記2017.2.3)、一昨年よりは10日ほど早い(同2016.2.13)。
 昨年真岡市の井頭公園で採取したコケがもう一点だけ残っていたが、昨日調べてみるとヒロハツヤゴケ Entodon challengeri だった。やけにたくさんの朔をつけていたので採取したのだが、この蘚類については観察覚書ですでに7回ほど取り上げているので、改めてアップするのはやめにして、そのまま標本箱に収めて一件落着とした(c〜f)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 昨夜は庭に出て皆既月食を眺めていたので遅くまで起きていた。写真撮影を試みたがうまくいかず途中で放棄した。低温のためか三脚がスムーズに動かずカクカクして思い通りに月を狙えなかった。望遠レンズはなぜか途中で動かなくなった。電池切れにしてはおかしいと思い明るいところで確認すると、三脚もレンズの鏡体も微細な氷粒?に覆われていた。


[過去の雑記]

2017年1月きのこ雑記 を廃して、日々の雑記 として再出発
 「きのこ雑記」は「こけ雑記」と並ぶサブ・サイトとした
2017年1月こけ雑記 再開
2015年6月26日福島県いわき市から栃木県日光市 へ転居
2012年1月26日埼玉県川口市から 福島県いわき市へ転居
2006年7月こけ雑記 開始 (2011年8月 中断)
2001年4月今日の雑記 開始
2000年11月きのこ雑記 開始

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
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2011 中下 中下
2010
2009 中下 中下
2008
2007 上中
2006
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