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今年初めてコケの観察をした | |
今朝はam3:00の時点で外気温マイナス8.7度、台所2.4度、顕微鏡室3.5度。今年の日光の冬は転居してから最も寒い冬になっている。一度降った雪もなかなか消えず、日陰の歩道はまだまだ安心して歩ける状態からは程遠い。近くの日光だいや川公園もメインの遊歩道こそ除雪されているが、それ以外はまだ雪に覆われた状態のままだ。硬いきのこも老菌と干からびたものばかりで観察できるような子実体はない。 先日久しぶりにネンドタケを検鏡したが(雑記2018.1.25)、それ以外には顕微鏡や実体鏡にはほとんど触れていなかった。一方、昨年12月9日に真岡市の井頭公園で採取した蘚類がまだそのまま放置されていた。そこで、昨日このコケを観察して、カラフトツヤゴケ Entodon scabridens として観察覚書にアップした。今年初めてのコケ観察になった。 |
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一週間ぶりに自宅近郊を散策 | |||||||
まだまだ日陰の歩道(a)や車道(b)は凍結しているが、日向の道ではすっかり雪や氷は消えた。そこで昨日久しぶりに自宅から歩き出して40分ほどの散歩をすることができた。しかしいまだに田んぼや畑はすっかり雪をかぶっている。午後やしおの湯に行くと雪が降りだしていた。夜になると自宅の周辺でも雪になった。新たな積雪は3cm程度でたいしたことはなかったが、自宅近郊での歩行が再び危険な状態になった。今朝の運動は周辺歩道の除雪作業になる。 関東地方に関しては、一年で最も寒い時期は一月後半から二月前半の頃だから、あと二週間ほどはまだまだ寒い日が続きそうだ。この冬は灯油の消費量が多い。 |
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二日間家を空けたらすっかり冷え切っていた | |||||||||||||
一昨日はam5:00頃に軽自動車R2で新四号国道を南下し、西川口駅近くの駐車場にとめた。そして電車で上野に行き国立科学博物館で南方熊楠展をみて(b)、シアター360を楽しんだ(e)。熊楠のアメリカ時代のノートやロンドン時代の抜書が印象的だった(c, d)。上京したときはいつも楽しみにしているシアター360は今回も期待を裏切らない興味深い内容だった。 秋葉原では相変わらず韓国や台湾からの買物ツアーのバスが目立った(f)。神保町の古書店街は足元が凍結していたのでさっさと諦めた。西川口駅もそうだったが(a)、ここでも日陰はよく凍りついていた(g)。生田緑地の菖蒲園はすっかり雪模様だった(h)。 菌懇会のスライド会に途中から出席したあと(i)、恒例の新年会(j)に参加し、再び電車に乗って西川口のビジネスホテルまで戻った。東京や川崎市も寒かった。日陰では足元がテカテカに凍り付いて迂闊に歩けない場所が多々あった(g)。 先日の蕎麦があまりにも不味かったので(雑記2018.1.21)、帰路塩谷町の「ぼうじぼ」まで行って食べ直しをした(k)。美味かった。鬼怒川の白鳥はさらに数を増して100羽ほどになっていた(l)。かたくりの湯で体を温めて帰宅したが、室内がすっかり冷え切っていた。最も室温の高い部屋で摂氏3.0、寒い部屋では零度前後だった。ファンヒーターとエアコンをフル稼働させてもなかなか温まらず、4時間ほど経ってようやく摂氏12度ほどになった。 |
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すっかり凍てついた日光だいや川公園 | |||||||
昨日はこの冬一番のよく冷えた一日だったらしい。朝3:40の時点で自宅の寒暖計では屋外マイナス10.4度、洗面所マイナス0.6度、顕微鏡室2.5度だった。am6:30頃にはさらに2度ほど下がることだろう。一昨日の朝とほぼ同様の気温だ。先日の降雪以降、自宅周辺では日向の車道こそ雪や氷はほとんど解けたが、日陰ではいたるところで凍っている。さらに日向であってもほとんどの歩道は雪に覆われ、いたるところでそれが凍りついている。 そんなわけで一昨日までは朝の散歩は中止していた。昨日は日光だいや川公園まで車で行って園内を散策した。公園の主要な遊歩道は除雪されていて比較的歩きやすかったが、日陰は凍り付いて慎重に歩かないと滑って転びそうになる。am9:40〜10:40頃歩いたが、気温はずっとマイナス4度ほどだった。それでもいつも通り散策する人達に十数組ほど出会った。 |
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今日は神奈川県川崎市で菌類懇話会のスライド会。発表できるようなものは何もないので当初は不参加のつもりだったが、連れ合いがアラゲコベニチャワンタケに関わる発表をするので、一緒に行くことにした。今回はプリウスではなく軽自動車のR2を使うことにした。 といっても、久しぶりの東京なので電気街や古本街を覗いてから午後スライド会が終了する前までには会場に到着したいと思っている。懇親会(新年会)には参加するので今夜は川口市のビジネスホテルに宿泊。帰宅するのは日曜日の午後になりそうだ。 |
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不完全な「完食証明書」:麺屋 みそいち | |||||||
一昨日になるが宇都宮の県立図書館まで行ったので、昼食は味噌ラーメンの店「麺屋 みそいち」でとることにしていた。今シーズン唯一食べていない鬼三昧シリーズの一つ「鬼辛ラー油みそ」を激辛仕様で食べるつもりだった。 やや早い時刻だったので店内はまだ客が少なかった(a)。鬼三昧のメニューを見ると何か紙が貼りつけてあった(b)。目的の鬼辛ラー油味噌ラーメン終了の表示だった。やむを得ず鬼三昧の中で最も辛い「鬼とんがらしみそ」で代用することにした。 上に載っていた6本ほどの唐辛子を食べ終わってから、写真を撮ることを忘れていたことに気づいて途中で撮影した(d)。油は辛さを和らげる。いつも通り普通に食べ終わって「鬼完食証明書」(e)を受け取ったが、結果として今回は二種類しか食べられなかった。 ふだんから熱いものを食べると頭のてっぺんに汗をかくが、唐辛子を食べたからといって特に汗が極端に増えるわけではない。またあまりの辛さにむせたという経験もない。しかし完食証明書の裏面にはねぎらいのセリフが書かれている(f)。まぁ向こう三ヶ月は100円で餃子が食べられるのだが、なんとも残念な完食証明書になった(雑記2017.12.27、同2017.3.23)。 |
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今朝はam4:30の時点で外気温マイナス9.7度、室内マイナス1.7度だった。まだ下がりそうだ。 | |||||||
ネンドタケは多年生? | |||||||||||||
先日真岡市の井頭公園で出会ったネンドタケと思われる硬質菌(a)を少していねいに眺めてみた。これまでネンドタケは一年生だと思っていた。ところが現地でこのきのこをいくつかむしり取ったときに、子実層が二層になっているものをいくつも見たからだ(b)。 たまたま手に取ったひとつについてだけ子実層が二層になっているのかもしれない、そう思って念のために五つほど持ち帰ってきた(c, d)。この五つのほとんどについて、子実層は二層だった(h, i)。もしかするとネンドタケには似ているが、実はネンドタケではないのかもしれないとも思い、肉眼的形態、ミクロの形態も眺めてみた。やはりネンドタケでよさそうだ。 さらに子実体の部位によって剛毛体の存在頻度がまるで違う。ほとんど剛毛体を含まない部位があるかと思えば(k)、普通に剛毛体がよくみられる部位もある(l)。剛毛体の大きさや形は、いわゆるネンドタケのものだ。菌糸型は二菌糸型だった。 古い子実層の外側に新しい子実層があるからといって多年生とは限らないのかもしれないが、ネンドタケは一年生だと思い込んでいた自分の思いが誤っていたのかもしれない。 |
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どこにでもよくあるきのこだからなのか、この雑記では過去にも何度もネンドタケを覗き込んでいる。「サイト内検索」をクリックすると、実に多くの記事がヒットする。 | |||||||||||||
わが家の前の市道だけ残っている | |
日光にしては久しぶりの大雪で30〜45cmの積雪だったという。場所によっては60cm。昨日は玄関から市道までを除雪するのに難儀した。なんだかんだと3〜4時間ほど除雪作業に時間をとられた。なんといっても雪の捨て場がないことが問題だった。車道に放り出すわけにもいかず、結局庭の隅や離れの茶屋の前の斜面などに高い雪壁を作ることになった。 夕方市営温泉かたくりの湯に行くため表通りに出ると、雪は日向の車道にはほとんどなく、日陰の車道にわずかに残るだけだった。しかし、わが家の前の日陰の坂道は車道にたっぷりと雪が残り、路面全体がシャーベット状になっていた。昨夜は気温が下がったので、今朝は一面に凍りついている。歩道は除雪したにも関わらずすっかり凍てついていて歩くのが怖い。今朝の散歩も車で日光だいや川公園まで行って雪と氷の遊歩道を歩くしかなさそうだ。 |
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大寒波と南岸低気圧:日光も今年はじめての積雪 | |||||||||||||
昨日は寒波が襲来している中、太平洋岸を低気圧が通過したせいで、南から北まで広範囲に雪になったらしい。日光でも午後1:30頃から雪になり、自宅周辺ではpm3:30頃には積雪5〜8cmほどになった。雪の道を20Kmほど走って市営温泉やしおの湯に行くと、ふだんなら満車の大駐車場には数台の車しかいなかった。客の車は入口周辺の10数台だけだった。タクシーでやってくる人たちも目立った。風呂の中も人が少なくガラガラだった。 夜になっても雪は降り続き夜中の1:00頃にようやく止んだ。今朝は自宅周辺で30cm、吹き溜まりでは45cmほどの積雪になっている。膝まである長靴でも中に雪が入ってくる。自宅のプリウスは雪ですっぽり包み込まれている(23 7:00)。朝一番の仕事は雪かきとなった。 日光の冬は気温が低いから何でもかんでもすぐに凍ってしまう。今朝はファンヒータをつけてもam7:15に室内は4.1度、玄関前の日の当たる場所でマイナス6.9度を示している(23 7:15)。日陰ではマイナス10〜8度くらいか。今後10日間ほどはこの雪が凍結して道路はどこも怖い状態になりそうだ。当分の間、朝の散歩は安全な都市公園内でしかできない。 |
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思えば太平洋側での冬場に積雪をみるほどの雪は、1〜2月にほぼ2年ごとに起きている(雑記2016.1.19、同2014.2.9)。でもこの6〜7年間では積雪は今年が最も多い。 | |||||||||||||
今年初の井頭公園:ツバキンはまだだった | |||||||
この三日間はまるで春のような暖かな日々が続いていた。報道では栃木県の大田原市ではザゼンソウが咲き始めたという。いわき市ではこの頃にはすでにツバキキンカクチャワンタケが出始めていたので(雑記2015.1.27)、ひょっとすると真岡市の井頭公園でも出始めているかもしれないと思って行ってみた。今年に入って初めての井頭公園だった。 この公園にはヤブツバキがとても多いので(a)、園内を散策しながら随所で樹下の落ち葉を払いのけて子嚢菌を探してみた(b)。しかし残念ながら一つも見つからなかった。のべ4Kmほど歩いて出会ったのは、お世辞にも新鮮とは言い難い硬いきのこばかりだった。 |
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報道によれば今日の午後から関東地方は雪になるという。はたして本当だろうか? | |||||||
「食」に大はずれの一日だった | |||||
土日だけ営業する蕎麦屋「ぼうじぼ」で昼に蕎麦を食べるつもりでいたのでが、またまた気まぐれな土曜休業だった。そこで、鬼怒川をすぐ脇に眺めることのできる食堂に入った。ふだんよく通る道筋にあり「うどん・そば」と大きな看板がでているので、やや気になる店だった。 連れ合いと二人でテーブルについて、盛り蕎麦と鍋焼きうどんを注文した。窓からはすぐ傍らに鬼怒川の清流が見えるとても良い環境にある。ほとんど待つことなくすぐに注文した品がでてきた。やけに早いなぁと思いつつ箸をつけると、化学調味料の匂いが鼻をついた。蕎麦は量こそ多いがなんとも歯ざわりのわるい麺だった。 一方、連れ合いの注文した鍋焼きうどんはちょっと見た目には美味しそうだったが、口にするとうどんがグズグズだった。まるで前日の残り物のうどんを温めて食べているような感触だった。汁の味は悪くはなかったが、このうどんはまずいとしか言いようがなかった。 |
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蕎麦専門店やうどん専門店の一人前の値段の方が安いほどで、結果的に高い授業料になった。帰宅して自家製干柿を口にして驚いた。昨日は違和感や異臭のなかった干柿が嫌な臭いを発するではないか。結局諦めて冷蔵していた干柿はすべてゴミ箱行きになった。 夕食は昼間の雪辱戦でわさび鍋にした。栃木はなぜかワサビが安い。大きなワサビ2本を摺り下ろしての贅沢でとても美味かった。 |
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〇 | 2017年1月 | きのこ雑記 を廃して、日々の雑記 として再出発 「きのこ雑記」は「こけ雑記」と並ぶサブ・サイトとした |
〇 | 2017年1月 | こけ雑記 再開 |
〇 | 2015年6月26日 | 福島県いわき市から栃木県日光市 へ転居 |
〇 | 2012年1月26日 | 埼玉県川口市から 福島県いわき市へ転居 |
〇 | 2006年7月 | こけ雑記 開始 (2011年8月 中断) |
〇 | 2001年4月 | 今日の雑記 開始 |
〇 | 2000年11月 | きのこ雑記 開始 |
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