HOME  since 2001/04/24 back


日( )

2020年7月10日(金)  霧雨の降る龍王峡遊歩道
 昨日も朝は雨。am9:00過ぎに雨が止んだので散歩に出たが、城山の頂からは何も見えなかった。昼食に味噌ラーメンを作って食べ、30分ほど昼寝をした後、鬼怒川遊歩道の龍王峡を散策した(a)。霧雨の降る龍王峡の遊歩道では誰一人出会わなかった。
 色々なきのこが出ていたが、そのうちの一部を掲載した。ハイカグラテングタケの仲間(b)は幼菌から成菌まで5〜6個が見られた。ニガイグチモドキの幼菌(c)、アブラシメジの仲間(d)、クリイロイグチの仲間(e)などが見られた。早くもサクラシメジが出てきたが(f)、前日の激しい雨で泥だらけだった。シロイボカサタケ(g)、キイボカサタケ(h)、ベニヒガサ(i)はよく出ていた。
 近くの公園ではウスタケ(j)、センボンイチメガサ(k)、ハナビラタケの幼菌(l)などが出ていた。この日持ち帰ったきのこはハナビラタケだけだった。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 夕方になってホンダFitが車検から戻ってきた。車検費用はトータル106,000円だった。このうち税金や強制保険など法定費用が58,850円。慢性金欠病の身には膨大な出費だが、特に今回の車検費用はとても痛い。


2020年7月9日(木)  戦場ヶ原・千手ヶ原で出会った野草
 去る7月5日に赤沼駐車場から千手ヶ浜まで散策したが、途中でかなり多くの野草が花をつけていた。気になる野草を20種類ほど観察し、スケッチと撮影をした。そのうちから特に印象に残ったもの8種ほどを取り上げた。
 ヤマオダマキ(a〜c)とイケマ(d〜f)はハイブリッドバスの通る舗装路の両側に延々と多数咲いていた。ついでヤグルマソウ(g, h)とカラマツソウ(i, j)、イブキトラノオ(k, l)、ハクサンフウロ(m, n)、ウマノアシガタ(o, p)、ドクゼリ?(q, r)などが広範囲によく咲いていた。
 この日は日光自然博物館『日光の花 325』、山渓ハンディ図鑑1『山に咲く花』、同2『野に咲く花』、山渓フィールドブック『夏の野草』、同『春の野草』、主婦の友社『山野草 ポケット図鑑』の6冊の図鑑をショルダーバッグに抱えて歩いた。初めて認識して名を覚えたのはカラマツソウだった。この他に5〜6種ほどの花を撮影した。
 野草の花との出会いを主目的とした散策だったので、欲張って図鑑類を6冊も抱えて歩いたのだが、途中から雨になり現地で開いて見比べることができなくなった。それにしても本というものは重いものだと感じた。肩が凝った。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
(m)
(m)
(n)
(n)
(o)
(o)
(p)
(p)
(q)
(q)
(r)
(r)
 全国的に大雨による被害が発生しているが、ここ日光でも昨日午前中の雨は凄まじかった。また時折とても強い突風にも見舞われた。雷と竜巻の注意報が出ていた。昼過ぎになって注意報が解除になり雨も止んだので、改めて散歩に出て城山に登った。


2020年7月8日(水)  テングタケ系のきのこが出てきた:日光だいや川公園
 昨日早朝は雨。やがて小降りになったので散歩に出て城山に登った。山頂の東屋の柱の隅にゴルフボールのようなものが転がっていた。近づいてみるとタマゴタケの菌蕾だった(a, b)。そのすぐ近くにはウラグロニガイグチがいくつも出ていた(c, d)。
 ホンダFitを車検に出した。馴染みの車屋さんからは代車として新型ハスラーの新車を受け取った。3〜4日はこのハスラーで動くことになる。
 昼前に雨はすっかり上がったので、日光だいや川公園に行ってみた。駐車場にはさすがに車が多かった(e)。園内はいたるところきのこだらけだった(f)。2時間ほどかけてゆっくり散策したが、出会ったきのこはざっと50〜60種ほどあった。
 ここではAmanita(テングタケ属)系のきのこ(g〜m)と柄の硬いBoletus(イグチ類)系のきのこ(n〜r)だけ掲げた。例によって最も多いのはベニタケ属とチチタケ属で、次いでモリノカレバタケ属やキツネタケ属の仲間だった。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
(m)
(m)
(n)
(n)
(o)
(o)
(p)
(p)
(q)
(q)
(r)
(r)
 軽自動車とはいえハスラーの室内の広さに驚いた。また当然のようにハイブリッド車だ。しかしカーナビやリアカメラ、ドライブレコーダーが着いていないので、ここ数日は近場のよく知っている場所にしか行かないことにした。
 オリンパスのM.ZUIKOタイプの標準ズームレンズを東京八王子の修理センターに送り出した(雑記2020.7.1)。請求書の金額を見るのが恐ろしい。


2020年7月7日(火)  千手ケ原で出会ったきのこ
 一昨日奥日光の弓張峠から千手が浜まで散策した途中で出会ったきのこたちだ。千手ケ原のいたるところで腐敗しきって異臭をはなつタモギタケの大きな群落がみられた(a)。一部にわずかに新鮮な株もあった(b)。ハイブリッドバスが運休中の10日から1週間ほど前が最盛期だったと思われる。ホシアンズタケは近年極端に発生が減っているが、この日も同様で腐敗したもの数個と過大に成長したものがひとつだけ見られた(d)。
 久しぶりにチョレイマイタケに出会った(e)。採集して標本にするつもりもなかったので菌核を確認することはしなかった。ヌメリスギタケモドキも発生は悪い(f)。ヒダハタケ(g, h)、サマツモドキ(i, j)はよく出ていた。カンバの倒木からモエギタケ属のきのこが出ていた(k, l)。他にも(m)〜(r)に掲げたようなきのこが見られた。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
(m)
(m)
(n)
(n)
(o)
(o)
(p)
(p)
(q)
(q)
(r)
(r)
 昨夜は久しぶりにアルコール抜きにした。終日雨のため日中体を動かすこともなかったこともあり、床についてもなかなか寝付かれないで参った。


2020年7月6日(月)  朝の散歩:赤沼駐車場から千手が浜へ
 昨日の天気予報は午前中晴、午後から雨だった。そこでam5:20に自宅を出ていろは坂を上がりam6:10に赤沼駐車場に車を停めた(b)。am6:20に歩き始めて戦場ヶ原、小田代ヶ原、西ノ湖、千手ケ原を経て中禅寺湖畔の千手が浜まで歩いた(a)。ざっと14Kmほどの散策だった。帰路はハイブリッドバスでam11:50に赤沼駐車場に戻った(q)。
 早朝の駐車場はガラガラだったが(b)、昼近くには満車に近い状態だった(q)。一部ハイブリッドバス路の舗装路を歩いたが、大部分は遊歩道を歩いた。弓張峠から小田代ヶ原までは最初(g)と最後(i)は平だが、途中は結構起伏がある(h)。
 小田代ヶ原あたりから雲が低くなり始め(e)、中禅寺湖畔に着いた時にはすっかり暗くなり小雨が降りだした(p)。昼の12:10頃に市営温泉やしおの湯に着いた時はすっかり本降りだった(r)。アルカリ泉で汗を流し帰路買物をしてpm1:30には帰宅した。
 午後2:00過ぎには雨は止んだが5月の夕方のようなひんやりした陽気になった。この日の散策では数種類のきのこ、十数種類の野草に出会った。当初から花を主目的に、きのこをサブにノンビリ歩いたので思いの外時間がかかった。きのこはすっかり腐敗したタモギタケ群落があちこちで見られた。ホシアンズタケはほとんど絶滅寸前だ。花はイケマとヤマオダマキがやたらに目立った。これらについては明日以降の雑記に記そう。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
(m)
(m)
(n)
(n)
(o)
(o)
(p)
(p)
(q)
(q)
(r)
(r)
 データロガーに撮影地点を記憶させたので撮影地点が明瞭になった。そこで上記の(b)〜(q)の撮影地点を地図(a)に記してみた。今朝は雨。散歩は中止。


2020年7月5日()  巨大なアカヤマドリ:雨の日光だいや川公園
 昨日は朝から雨。昼近くに一時的に雨が止んだ時間帯もあったが、ほぼ終日雨だった。昼前に傘を持って日光だいや川公園を散策した。さすがに駐車場には車は少なかった。
 園内にはきのこが溢れんばかりに出ているが、大部分はベニタケ属とチチタケ属のきのこ、次いで大型イグチとキツネタケの仲間だった。
 4枚ほど撮影したところで、オリンパスの標準ズームレンズがまさかの故障で撮影できなくなった。過去に何度も買い直したり修理して使ってきた最後の一つだった。故障のパターンは以前と同じだ(雑記2020.7.1)。そこでPEN E-PL7は車に残した。
 やむを得ずコンデジとスマホで60枚ほど撮影したが、薄暗い樹下で三脚が使えないのとマニュアルフォーカスがないので、暗くて1/3程がピンボケだった。ここではそれらのうちからイグチ類の一部だけを取り上げた。
 巨大なアカヤマドリには散策していた人たちも驚いていた(a, b)。幼菌も大きかった(c)。青変性の強いイグチ(d〜f)やミドリニガイグチ(g, h)、泥汚れのムラサキヤマドリタケ(i, j)、ヤマドリタケモドキ(k, l)などはかろうじてピントが合っていた。ヤマユリが咲き始めた。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 帰宅して新聞を開いてみると、全国紙なので都知事選の立候補者の政見広告が載っていた。政見とは言い難いが、わが国や世界の昨今の風潮を批判しあざ笑う主張を堂々と述べている候補者がいて面白かった。


2020年7月4日()  日光白根山で印象的だった花
 一昨日友人らと登った日光白根山(雑記2020.7.3)ではいろいろな花に出会ったが、情けないことに現地では花の名前をなかなか思いだせないものが多かった。帰宅後に写真などから各種の図鑑類にあたってやっとその名を思いだした。カミコン(亡妻)が生きていたら、何度教えたら覚えるのと言われて、せせら笑われたことだろう。
 弥陀ガ池から上の岩礫帯ではいたるところにイワカガミの大群落があった(a,b)。キジムシロの仲間(c, d)とシロバナノヘビイチゴ(e, f)が登山道脇の斜面に広範囲に混生していた。これらの花は6月中に歩いた山々でも何度も出会っている。
 今回の白根山で久しぶりに出会った印象的な花はゴゼンタチバナ(g, h)、ハルザキヤマガラシ(i, j)とラン科のハクサンチドリ(k, l)だった。美しいハクサンチドリを見ていたら、無性に野生ラン鑑賞を目的とした山歩きをしたくなった。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 昨日の朝は友人と一緒に散歩をした。城山の山頂では多数のヒメヤブランが花をつけていた。昼食は久しぶりに「しろやま」で蕎麦を食べた。友人の奢りだ。とても美味かった。このところ何度か自宅で食べていた乾麺の味とは雲泥の差だった。


2020年7月3日(金)  友人らと三人で日光白根山
 昨日は日光白根山に友人二人とともに登った(a)。このところずっと天候が不安定だったので少し心配したが、当日の奥日光はとてもよく晴れて楽しい山歩きをできた(a)。
 菅沼口の駐車場を後に歩き出したのはam6:05、花を見つければ足を止めて撮影しながらノンビリと進んだ(b)。弥陀ガ池(c)からは岩場を登り(d, e)、山頂(f)に着いたのはam10:15頃だった。この周辺で休憩し昼食をとり(g)、五色沼を眼下に下山し(i)、避難小屋を経て(j)五色沼でのんびりした(k)。高山植物などを楽しんだ山歩きだった。再び駐車場に戻ったのはpm2:10頃だった(l)。
 日光湯元温泉のおおるり山荘で硫黄泉につかって筋肉をほぐしてから帰宅した。友人の一人は夕方帰宅していった。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)


2020年7月2日(木)  篠井富屋連峰で出会った野草たち
 宇都宮アルプスこと篠井富屋連峰の遊歩道や下山口からこどもの森公園駐車場までの県道脇などで、いろいろな野草に出会った。そのなかでたまたま目に留まり撮影したものをいくつか取り上げた。
 野生のキキョウ(a, b)に出会ったのは十数年ぶりだ。田圃の畔にヤブカンゾウ(c, d)が咲きだした。その近くに咲いていたノカンゾウ(e)のおしべとめしべをじっくり観察した。ジャノヒゲ(f)やオオチドメ(g)そしてオカトラノオ(h, i)は自宅周辺や日光だいや川公園でも最盛期だ。白色のホタルブクロ(j)には今年初めて出会った。
 城山にも多量に発生しているこの草だがアキノタムラソウ(k, l)と仮同定したものの全く自信がない。ウマノミツバ(m, n)はどこに行ってもよくはびこっている。オトギリソウ(o, p)は遊歩道脇にまばらに咲いていた。国道119号線沿いの空地にヒメイワダレソウ(q, r)と思われる花が一面に咲いていた。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
(m)
(m)
(n)
(n)
(o)
(o)
(p)
(p)
(q)
(q)
(r)
(r)
 今日は友人2人とともに3人で日光白根山に登る予定。早朝の出発となる。昨夜は夕方から宴会となり、エビスビールととても味わいのある日本酒を楽しんだ。


2020年7月1日(水)  篠井富屋連峰で出会ったきのこ
 宇都宮アルプスこと篠井富屋連峰を歩いている途中ではいろいろなきのこに出会った。最も多かったのはベニタケ属のきのこだったが、この仲間は大部分が肉眼とミクロの姿だけでは同定できないので、例によっていつも通りていねいな観察も撮影もしなかった。以下ここにはたまたま撮影したきのこの一部を取り上げた。
 写真はタマゴタケ(a, b)、ツエタケ(c, d)、ムジナタケ(e, f)、キツネノハナガサ(g)、キイボカサタケ(h, i)、ツエタケ(j)、モリノカレバタケ(k, l)、ウスヒラタケ(m)、キシメジ科のきのこ(n, o)、イグチ類の幼菌(p)、モリノカレバタケの仲間(q, r)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
(m)
(m)
(n)
(n)
(o)
(o)
(p)
(p)
(q)
(q)
(r)
(r)
 オリンパスのレンズ [14-42mm 1:3.5-5.6EZ] がまた壊れた。電源オンにすると筒先が出たり入ったりして止まらない。このレンズの購入はこれで3度目になる。いずれも保証期間が過ぎた頃に故障した。同じパターンの故障はこれで5回目。過去に2回修理に出したがいずれも1年持たなかった。いずれも修理代金は12,258円だった。
 このレンズは根本的に欠陥を抱えているとしか思えない。壊れたレンズはそのまま保管してある。オリンパスはカメラ製造から撤退を決めたし、今後のメンテナンスには不安がある。こんどばかりは修理に出すべきかどうか考えあぐねている。


[節目]

2018年5月26日浅井淑子 交通事故に遭い死亡
2017年1月きのこ雑記 を廃して、日々の雑記 として再出発
 「きのこ雑記」は「こけ雑記」と並ぶサブ・サイトとした
2017年1月こけ雑記 再開
2015年6月26日福島県いわき市から栃木県日光市 へ転居
2012年1月26日埼玉県川口市から 福島県いわき市へ転居
2006年7月こけ雑記 開始 (2011年8月 中断)
2001年4月今日の雑記 開始
2000年11月きのこ雑記 開始

[過去の雑記]

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014 中下
2013
2012 上中
2011 中下 中下
2010
2009 中下 中下
2008
2007 上中
2006
2005
2004
2003
2002
2001