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日( )

2020年8月31日(月)  霧降高原から女峰山へ
 昨日午前中に霧降高原から女峰山を往復してきた(a)。山地は午後から雷雨との予報だったので昼前には車に戻る予定で真っ暗なam4:10に自宅を出た。霧降高原の第一駐車場にはam4:38に着いたがまだ暗く(c)、気温は摂氏21度だった(b)。
 車中で朝食をとりam5:00頃に歩き始めた。最初に待っているのは1,445段の木製階段で(d, e)、上がりきったところが小丸山展望台だ。観光客はここまで。
 朝日が射して赤く染まった赤薙山を越えて(f, g)、はるか遠くに見える女峰山を目指して(h)、奥社跡を越え(i)、標高2,200m前後の長い長い尾根歩きを経て、ようやく目的の山が近づき(j)、岩場などを越えると(k)女峰山だ(l, m)。予定通りam10:00前に到着し、ここで早めの昼食にした(n)。この頃には周囲はすっかり雲に覆われ始めた。
 山頂で20分間ほど過ごしてあとは濃い霧の中を下って行った。赤薙山を過ぎて長い木製階段を下っている途中から雨になった(o)。駐車場に戻って車に入る頃には土砂降りになった(q)。間一髪で濡れ鼠にならずに済んだ。気温は摂氏23度だった(p)。
 霧降高原からの道路は激しい雨で川のようになった。下まで降りると雨はすっかり上がっていた。自宅に戻ったのは猛暑真っただ中のpm1:10だった。車の温度計は摂氏33度を示していた(r)。しかし二階寝室は日に照らされ続けたためか摂氏37度を示していた。pm2:00過ぎには自宅周辺も土砂降りの雨に見舞われた。
 
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(r)
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 体調万全ではない状態で脱肛の不安を抱えての山歩きだったが、何とか往復6時間半ほどで歩けた。それにしても女峰山はどのコースから登っても大変な山だと思う(雑記2020.8.8)。日光界隈の山では最も難度が高いとされるだけある。

 損害賠償訴訟の第一回公判日
 カミコン(亡妻)の死亡事故(2018年5月26日)に関わる損害賠償訴訟の第一回公判は当初今年の4月20日東京地裁で開かれることになっていたが、コロナウイルス感染防止を目的とした緊急事態宣言が出たために延期され、今月の31日つまり今日の午後ようやく宇都宮地裁で開かれることになった。すでに事故からは2年と3ヶ月以上、刑事裁判の結審(2019年2月:禁固1年2月 執行猶予3年)からも1年と6ヶ月以上が経過している。
 日本の裁判はやたらに時間がかかることで知られているが、案件が単純な今回の事案のようなものですら、こんなに時間がかかっている。しかも第一回目の公判では書類などを審査して次回の公判日程を決めるだけで、具体的な争点を述べ合うのはさらに数回先になるので、結審まではまだまだ長い時間がかかる。



2020年8月30日()  赤沼駐車場から千手が浜へ (2)
 昨日は新聞を取りに出たのと、洗濯物の出し入れ以外全く外に出なかった。
 今日の雑記は、一昨日の奥日光散策の折に出会った野草ときのこについてのメモ。
 最も出会いたかったのはカリガネソウだったが(a, b)、今年は発生数がとても少ない。ハナイカリは千手が浜に群生していたが(c, d)、今年は花の黄色が薄い。花弁の模様が独特のアケボノソウにはたっぷり会えた(e, f)。ワレモコウは今年も小田代ヶ原に群生していた(g, h)。他にも、アキノウナギツカミ、ハクサンフウロなどに出会った。シロヨメナ、アキノキリンソウ、ミヤマダケブキは広範囲にいたるところに群生していた。ホザキシモツケ、イブキトラノオの花期はほぼ終わった。
 連日の猛暑と雨不足のせいで、奥日光も全体に乾燥していてきのこの姿はいたって少ない。この日も出会ったきのこといえば、ツノシメジ(i, j)、スギタケモドキ(k)、チシオタケ(l)、ヒメコナカブリツルタケ、ニカワハリタケくらいだった。
 
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 コロナ禍が強く影響しているせいか、今年の奥日光は訪問者の姿が非常に少ない。この日も小田代ヶ原までは7〜8組のハイカーに出会ったが、弓張峠から西ノ湖入口までの山道では、1人に出会っただけだった。千手が浜にも2組しかいなかった。
 昨夜もとても暑くて寝苦しかった。結局ほとんど眠れずam2:30には床を離れた。


2020年8月29日()  赤沼駐車場から千手が浜へ:脱肛の痛みに泣いた
 奥日光の赤沼駐車場から千手が浜まで18Kmほど歩きハイブリッドバスで戻った(a)。
 どうやら熱中症はまだ治癒していないらしく、階段の昇り降りが辛かったので、早朝散歩は止めにした。あまりに暑いので朝食後に奥日光に上がった。気温は19度だった(b)。
 千手が浜までの遊歩道は適度の起伏や平地がある(c, d)。数年前からイノブタによる遊歩道被害が目立つようになっている(e)。川はどこも水量が少ない(f)。千手が浜にはミズナラやドロノキの巨木が多い(g)。中禅寺湖は穏やかで男体山もはっきり見えた(h)。
 終点からハイブリッドバスに乗って(i)赤沼に戻った(k)。午後の3時を過ぎていて、気温は27度まで上がっていた(j)。いろは坂を下り、市営温泉で汗を流してから、買い物をしてpm5:20過ぎに自宅に戻ると気温はまだ31度もあり、車から出たとたんに眼鏡が曇った。この日の主な目的は野草の花だった。それについては明日の雑記に。
 
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 熱中症ばかりではなく、坂道を登っている時に情けないことに脱肛(脱腸)が再発し(雑記2018.12.5同2018.12.6同2018.12.7)、歩くだけでも辛いのに、これに加えて立ったりしゃがんだりが辛い一日だった。
 急な坂や階段を登ると脱肛はさらにひどくなり痛みも増すので、今日は早朝散歩も止めにして、おとなしく終日家で過ごすことにした。それにしても朝から暑い。


2020年8月28日(金)  終日の猛暑と不安定な空模様:雑多なこと
 昨日も早朝から雲が空一面に低く垂れこめて、am5:00前に散歩に出た時には北側の高原山は全く見えなかった(a)。15分ほど歩いていると見事な虹が現れた(b)。城山の頂(c)に着くころには虹はすっかり消え、西側の山々は雲の中だった(d)。登りの途中でイッポンシメジ属のきのこがひとつだけ出ていた(e, f)。
 夕方近くのポストに郵便を出しに行こうと自宅前の市道を渡ると、足元にヤハズソウが出ていた(g)。50m程進むとマルバヤハズソウが出ていた(h)。両者を並べると葉の形は明瞭に異なる(i)。いずれも葉先を摘まんで軽く引っ張ると、規則正しく並んだ葉脈のところから千切れて、矢筈型になって残るのが面白い(j)。
 このところメインに使っているスマホの画面の右隅上下と左側中央付近にゴミのようなものが見られるようになっていた(k)。この1ヶ月ほどの間に、右下の部分のゴミ様の部分が急に大きくなってきた。ルーペで見るといわゆるドット抜けのようだ(l)。この部分に文字がかかると読めなくなってきた。これがさらに広がるようなら機種交換を考えなくてはならない。
 
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 先日冒された熱中症が未だに尾を引いているのか、このところ早朝の散歩に出るのがとても辛い。二階に上がる階段を登るのも辛い。とにかく体がとても重い。


2020年8月27日(木)  レンゲショウマが咲き始めた:日光だいや川公園
 昨日も終日猛暑が続いた。早朝の散歩のあと日光だいや川公園を散策した。
 きのこの姿はとても少ないが、クロハツ(a, b)、ミドリニガイグチ(c, d)、カレバキツネタケはよく出ていた。異形胞子をもつアカヤマタケ属菌がツルリンドウの脇に出ていた(e)。アカハテングタケもまだ出ている(f)。
 野草というにはあまりにも優雅で大きく立派な花をつけるレンゲショウマが咲き始めた(g, h)。これまで気づかなかったがセイヨウヤマハッカ(レモンバーム)が小川の縁に群生していた(i, j)。ヌスビトハギは花期から結実期に入ったようだ(k)。この公園でもヤマホトトギスは一つも見られず、いたるところでヤマジノホトトギスが咲いている(l)。アキノノゲシゲンノショウコも公園内のどこに行っても花を咲かせていた。
 
(a)
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 昨夜は夕食後にナスの漬物とチーズを肴に日本酒を180ccほど飲んで、pm11:30頃に布団に転がった。日々の数値に一喜一憂してもしょうがないが、今朝は体脂肪率と内臓脂肪の値が極端に悪化している。一晩の酒でこんなに変わるものとは!


2020年8月26日(水)  奥日光戦場ヶ原で避暑
 昨日は早朝散歩から戻るとやたらに蒸し暑い。耐えられず傘と食料を収めたリュックを積んでいろは坂を上がり赤沼駐車場に車を駐めて戦場ヶ原を散策して過ごした(a)。
 am9:00に自宅を出たのでさすがに赤沼駐車場には車がいっぱいだった(b)。気温はam9:45に摂氏23度あった。それでも下界よりずっと涼しく感じた。歩き始めた頃はよく晴れ上がっていて、男体山(d)や大真名子・小真名子(e)が青空の中にそそり立っていた。三本松園地で芝生に横になって1時間ほど読書してから歩き出した。
 泉門池で昼食にした。ふだんはおにぎりと海苔巻だが、趣向を変えて少し違ったものを選んだ(f)。ここでも1時間ほど読書をしてから再び歩き出した。小田代原のあたりから空模様が怪しくなってきた(g)。今年は戦場ヶ原の遊歩道が工事のためあちこちで通行止めになっている(h)。赤沼駐車場に戻る頃には男体山は次第に雲に隠れてきた(i)。
 特に注意して見たわけではないが、遊歩道脇にツルタケ(j)、ヒメコナカブリツルタケ(k)、アワタケ(l)などが出ていた。オヤマリンドウがだいぶ目立ち始めた。
 
(a)
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 松原湖畔の宮本屋ではほとんど運動せず飲み食いをし放題の生活をしたので、体重が3Kgほど増えていた。早朝散歩と戦場ヶ原散歩で1Kgほど減量した。しかしこれは単に発汗による減量に過ぎないのだろう。増やすのは簡単だが減らすのは大変だ。


2020年8月25日(火)  松原湖畔宮本屋:家族で宿泊
 松原湖畔にある宮本屋旅館(a, b)に娘夫婦らと3.5人で宿泊し、周辺の北八ヶ岳地域で、森を探索したり、孫を自然の中に開放して(c)、昨日夕方帰宅した。
 松原湖畔はこのところずっと雨が降っておらず、すっかり乾燥しきっていた。もちろんきのこはほとんど何もなかった。標高2,100mにある白樺湖では駐車場に車が溢れていて驚き、ここの周辺を歩くのはさっさとやめにした。
 本沢温泉入口周辺でもきのこの姿はほとんどなかった(d)。標高1,550mあたりの八千穂レイク周辺ではいろいろ楽しめた(c)。遊歩道ではツバのあるマツオウジ(e)や、小さな明るい紫色の花をつけた野生ラン(f)が多数見られた。八千穂レイク周辺のカンバとミズナラの森はきのこ観察にはとてもよい環境の場所だと思った。
 
(a)
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(e)
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 今回は宮本屋に家族全員で宿泊することが第一目的だった。この宿は昨年人の好い名物主人を失い、その後台風と大雨で甚大な被害を受けた。そして今またコロナ禍の影響で苦しい経営が続いている。今回も自分達以外の客がほとんどいなかった。何とかこの苦境を乗り切ってかつての賑わいを取り戻して欲しい。


2020年8月21日(金)  湯ノ湖と小田代ヶ原:昨日の散策コース
 昨日も非常に暑くなるとの予想がでていたので、いつもの早朝散歩は止めてさっさと奥日光に上がった。湯ノ湖の周辺と小田代ヶ原の周辺をのんびり散策した(a)。
 専ら避暑が最大の目的だったので、図書館から借りた本2冊と野草の図鑑3冊(b)をリュックに詰めた。この5冊だけで結構な重量と容積があった。湯ノ湖畔で湯滝の落ち口にある小さな駐車場に車を停めた(c)。am6:26で気温は17度だった(d)。
 湯ノ湖の向こうには金精山が見えていた(e)。温泉寺などを巡ってから湖畔の遊歩道を周回した(f)。対岸からの男体山はやけに平坦だ(g)。遊歩道脇の岩や樹の根元はヒカリゴケだらけだった。三脚を据えて撮影した(h, i)。太陽光を反射して光るのは原糸体で、茎葉体(いわばコケの本体)は8〜10mm程度の高さで脆くて繊細だ(j)。
 
(a)
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 湯ノ湖では釣り人の姿がとても多かった(k)。この後湯滝(l)の下に降りて森の中の遊歩道を泉門池目指した。ベンチに荷物を降ろして(m)、昼食をとり(n)、1時間ほど昼寝をした後、さらに1時間ほど読書してから小田代ヶ原に向かった。
 小田代ヶ原の外周をのんびり散歩し(o)、大真名子山、小真名子山などを眺め(p)、再び湯滝の下に戻った(q)。滝の脇の階段を登り駐車場に戻ると、pm1:40には気温が28度まで上がっていた。日陰のベンチで読書の続きをしてから帰宅の途についた。
 
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(x)
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 この日のコースはほとんどが森の中の起伏のない遊歩道で、直射日光下はさすがに暑かったが、延べ18Kmほどの行程はあまり汗もかかず快適だった。
 もともとが野草目当ての散策だったので、きのこの撮影はオマケだった(s〜x)。野草についてはカリガネソウワレモコウはじめ20種ほど、延べ300枚ほど撮影した。
 夕方少し気温が下がってきたと思われる頃に帰宅した。それでもとても蒸し暑くて、ビールを飲みながらエアコンの世界になってしまった。夕食も酒とレバー炒め。

 今日から24日(月)までネット環境のない場所に遠出するので、雑記はお休みとなる。



[節目]

2018年5月26日浅井淑子 交通事故に遭い死亡
2017年1月きのこ雑記 を廃して、日々の雑記 として再出発
 「きのこ雑記」は「こけ雑記」と並ぶサブ・サイトとした
2017年1月こけ雑記 再開
2015年6月26日福島県いわき市から栃木県日光市 へ転居
2012年1月26日埼玉県川口市から 福島県いわき市へ転居
2006年7月こけ雑記 開始 (2011年8月 中断)
2001年4月今日の雑記 開始
2000年11月きのこ雑記 開始

[過去の雑記]

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2012 上中
2011 中下 中下
2010
2009 中下 中下
2008
2007 上中
2006
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