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2021年11月20日()  朝の散歩は鳴虫山:終日快晴無風の好天
 昨日鳴虫山を歩いた(a)。am6:50に自宅を出て7:15頃に憾満ヶ淵駐車場についた(b)。このときの気温は摂氏3度(c)。例によってホッカイロを入れたミトンを装着して歩いた。神橋交差点を経て御幸町側の登山口を出たのはam8:00頃だった(d)。
 足元には紅葉の名残が残っていた(e)。鳴虫山の頂(f)からは木々の梢の間から男体山が(g)、その東側には女峰山群(h)が青空の下にくっきりとした姿を見せてくれた。朝の散歩のつもりだったので終始のんびり歩いた。憾満ヶ淵の化け地蔵に下りたのはam11:50頃だった(i)。この日出会ったのは川越市から来たという女性一人だけだった。
 このあと市営温泉やしおの湯の少し先のカラマツ林でキヌメリガサの観察をし(j, k)、一部を採取した。やしおの湯に戻って体を温めてから帰宅した。
 キヌメリガサは俗に根気茸と言われる。カサにカラ松の落ち葉が無数にこびりつく。食用にするには根気よくこの落ち葉を取り除かねばならない。1時間ほど水没させ(l)、その後ていねいに落ち葉を取り除いた。夕食のすまし汁の具になった。
 
(a)
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2021年11月19日(金)  久しぶりに検鏡画像を掲載
 最近はきのこやこけの検鏡画像はあえて掲載していない。時にはこれらのミクロの姿を掲載するのもよかろう。そう思って今日は先日出会ったモエギタケ(雑記2021.11.17)の検鏡画像を載せた。分類学的関心はないので検鏡後は庭に捨てた。
 検鏡前に改めて持ち帰ったきのこをカメラ(a)とスキャナー(b)で撮影した。胞子紋は暗紫色(c)。このカバーグラスの胞子を対物油浸100倍で覗いた(d)。ヒダを一枚スライドグラスに寝かせて縁をみた。縁シスチジアが豊富にある。水封ではコントラストが弱すぎるのでフロキシンで染めて撮影した(e, f)。その後改めてヒダを一枚薄切りにした(g)。縁シスチジアは細長い棍棒型をしている(h)。担子器は4胞子性(i)。
 ヒダの側面にはクリソシスチジアが豊富にある(j)。フロキシンで染めると内容物が顕著に濃く染まる(k)。菌糸にはクランプがある(l)。
 つまらないきのこと思われているものでも、思いがけないほど豊かなミクロの姿見せてくれるものがある。シスチジアの形やカサ表皮にそういったケースが多い。
 
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 このところ昼食をおじやにすることが多い。一昨日昨日も、それぞれ前夜の鍋物の残り汁に米飯と野菜類を加えて作っている。夜寒いのでおのずと鍋料理が増える。


2021年11月18日(木)  林道を歩いて登山口へ:鶏岳
 昨日の朝城山の稜線から高原山がくっきり見えた。手前には鶏岳の姿がある(a)。広く青空が広がり風もない。そこで鶏岳に登ることにした。鬼怒川に近づいたところで白鳥飛来地に立ち寄った。今年も4〜5家族が越冬にやってきている(b〜d)。
 登山道を仰ぎながら鶏岳の登山口に向かった(e)。西古屋ダム近くの林道脇に車を駐めてそこから鶏岳を往復した(f)。まず本来の登山道に車を止め(g)、柵を開けて裏側から沢に降りた(h)。山頂に向かうにはこの沢を渡る必要がある。水深は30cmほど。
 岩を伝って向こう岸に渡ろうとしたが、岩が不安定で踏み外しそうなので(i)、途中で中止した。改めて林道側に車を進めたが、工事中で入れない(j)。やむを得ず西古屋ダムの近くに車を駐めて林道を歩いた(k)。工事は路面を大きく抉っていた(l)。
 林道からの登山口(m)からはこれまでと同じく前半は傾斜がゆるいが、途中からロープの張られた急斜面の岩場となる(n)。途中の紅葉が美しかった(o)。山頂は南西から西側が開け、北から北東側は樹林に覆われている。葉を落とした木々の向こうに高原山が見えた(q)。西側には男体山と女峰山を仰ぐことができた(r)。
 山登りというより、登り1時間、下り30分の気楽な散策だった。遊歩道に堆積した落葉のため、下山時にはまるでスキー場の様にとてもよく滑った。
 
(a)
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(c)
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(o)
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(p)
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(q)
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(r)
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 まだ山道で凍結路面には遭遇していないが、そろそろタイヤ交換が必要だ。


2021年11月17日(水)  朝の散歩コースを少し変えてみた
 昨日の朝は比較的暖かかった。日の出直後に散歩に出た。城山に登るまではいつも通りだったが、下山路から平地路のコースには少し変化をつけてみた(b)。
 am7:00前に城山の頂(b)では日光が当たるせいもあって7度を超えていた(c)。先週始め頃までは足元に紅葉の名残が残っていたが、今は枯葉ばかり(d, e)。場所によっては遊歩道の両側を埋め尽くすようにコセンダングサの引っ付き虫が待ち構えている(f)。
 散歩道ではアザミの仲間がそろそろ終わりを告げている(g, h)。苔むした切り株にはニガクリタケが(i)、堆積する落葉からはモエギタケの姿があった(j, k)。日光に転居してからこのきのこに出会ったのは久しぶりだ。
 先週の中頃に吊り下げた柿は順調に干柿への道を歩んでいるようだ(l)。今のところ野鳥やハクビシンによる被害はない。
 
(a)
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2021年11月16日(火)  奥日光高山をのんびりと歩いた
 昨日中禅寺湖畔に聳える高山を歩いた(a)。この山は近郊の城山と同じく、登山の対象というより、散歩の対象に適している。am7:45頃自宅を出て8:30頃に龍頭の滝駐車場に車を駐めた(b)。他には乗用車の姿はなかった。男体山を眺めつつ進み(c)、しゃくなげ橋からは太郎山(d)を仰ぎながら戦場ヶ原を歩いた。小田代ヶ原(e)からハイブリッドバスの高山入口に向かった。
 ここからしばらくは平地歩きとなる。すっかり裸になったミズナラ林を進み(f)、カンバ林を抜け(g)、峠を過ぎるとようやく山登りらしくなる(h)。稜線に出ると、北西の風が強く寒かった。葉を落とした木々の間から周辺の山々がよく見える(i)。山頂(j)は寒かったが5分ほど留まって海苔巻きとお握りの昼食をとった。
 高山からは湖畔の熊窪に降りて(k)、湖畔通りを菖蒲ヶ浜に向かった。湖面の対岸に黒檜岳の姿が立派だった(l)。pm1:20頃駐車場に戻ると、観光客の車が少し増えていた。この日のコースは大半が平地で、歩行距離は12Kmほど。誰にも出会わなかった。
 
(a)
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(c)
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 湖畔通りではクチベニタケがあちこちでみられた。レイノー症状対策として防寒手袋の上から更にホッカイロ入りのミトンを装着して歩いた。市営温泉やしおの湯で冷え切った体を温めてから帰宅した。夕食はきのこメイン鍋物に生焼酎。〆に焼きそば。


2021年11月15日(月)  自転車を引きずって:あぁ疲れた!
 昨日の朝もよく冷えた。am5:30の時点で外気温4.3度/室温7.8度だった。ふだんより2時間以上遅いam8:40頃に散歩に出た。休日には多くの人が城山に登る。駐車場は既に満車で(a)、路上駐車も6〜7台あった。城山の頂では顔見知りの男性4人が笑顔で語り合っていた(c)。10分ほど談話に加わった後、彼らより先に下山した。
 昼食後にコーヒー豆をひきムベを食べた。そのあと電動アシスト自転車で日光だいや川公園に向かった。サイクリングロードに入る頃(e)、後輪がガタつき始めた。やがて振動がひどくなり乗車していられなくなった。後輪のエアが抜けていた。公園まで行けば空気入れを借りられる。2Kmほど自転車を引きずってなんとかたどり着いた(e)。
 
(a)
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(c)
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(e)
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(f)
(f)
 管理事務所で空気入れを借りて空気を入れた。帰路走り出して100mも進まないうちに再びタイヤはぺしゃんこ。結局5〜6Kmほど自転車を引きずって歩きホームセンターにたどり着いた(f)。ここまで1時間半ほどかかり、とても疲れた。
 後輪の虫ゴムは昨年11月に交換している(雑記2020.11.24同2020.11.25)。パンクだと嫌だなと思った。とりあえず店で虫ゴムを買って交換してみた。ポンプを借りて空気を入れた。なんとか自宅までたどり着くことはできたが、途中からまたガタツキが始まった。エア抜けの原因は虫ゴムだけではなさそうだ。近々自転車修理屋までまた引きずって行かなくてはならない。とても疲れた一日だった。


2021年11月14日()  往きはよいよい帰りは怖い:赤薙山
 昨日の朝は今シーズン最も気温が低かった。am4:00の外気温2.2度、室温8.9度(a)。快晴無風の好天なので、城山散歩だけではもったいない。もっと展望を楽しみたい。そこで午前中に女峰山群の東端の赤薙山まで散策した(b)。
 am6:50に自宅を出て、am7:20頃に霧降高原キスゲ平に着いた。気温は摂氏3度。すでに第一駐車場は満車。そこで第二駐車場に駐めた(c)。キスゲ平は1440段の木製階段の起点だ。最初の100段ほどには手すりがある(d)。そして手すりのない緩やかで幅広の階段に続く(e, f)。後半は手すりのある急な階段となる(g, h)。am7:40頃歩き始めた。
 階段終点には展望台があり、その少し先が小丸山(i)。ここが赤薙山や女峰山への遊歩道の起点だ。展望が素晴らしかった。筑波山(j)、富士山(k)、高原山と手前に月山と栗山ダム湖(l)などが目に飛び込んでくる。日向は暖かく風はなく快適だ。
 しかしとんでもない伏兵が潜んでいた。遊歩道の大半が厚い霜柱に覆われている(m)。よく見ればとても立派な結晶をなしている(n)。気温が低い間はザックザックと踏みしめて歩けるのだが、下山時には恐ろしい泥濘の斜面となる(o)。
 
(a)
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 のんびりと気ままに歩いたので赤薙山の山頂(p)に着いたのはam9:40頃。男体山(q)や女峰山(r)がすぐ手に取るように近くに見えた。リュックを下ろしてバナナとミカンを齧っていると、女峰山まで行くという登山者が数組通り過ぎて行った。
 恐ろしい泥濘の斜面を慎重に下って、am11:10頃に車に戻った。駐車場ではズボンや上着を泥だらけにしたハイカーの姿がみられた。帰宅したのはam11:40頃。歩行距離は6Km程度で、ふだんの早朝散歩の距離より短いが、楽しい散策だった。
 午後は焼酎を飲みながらアイススケートのNHK杯を観て過ごした。よき一日だった。今日からは大相撲が始まる。午後は室内でTV観戦だ。


2021年11月13日()  朝がにわかに寒くなった
 昨日の朝はにわかに気温が低くなった。am4:00の時点で外気温3.9度、室温9.8度(a)。am4:30に早めの朝食を済ませて、日の出前に散歩に出た。日が昇ると(b)、女峰山や男体山が赤く染まっていた(c, d)。
 城山の頂で馴染みの女性三人組が食事中だった(a)。しまったと思ったが後の祭り。パンやら羊羹などを強く勧められた。「たっぷり食事をとったばかりだから。もう食べられない」そう言っても無駄だった。彼女らと一緒に第二朝食をとることになった。
 この頃にはすっかり日が昇り青空が広がっていた。女峰山からは赤みがすっかり消え、いつもの朝の色になっていた(f)。
 
(a)
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(c)
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 朝食を二度もとったので昼飯は軽めにした。運動量の割には食べ過ぎたので、午後再び2時間ほど散歩に出た。JR日光線の先に高原山がくっきりと浮かび上がっていた。
 高い山には雪がついた。これからは低山歩きの季節。ミニサイクルを車に積んで出かけることは来年暖かくなるまでお休みだ。収納袋に収めて離れに格納した。


2021年11月12日(金)  干柿作り開始
 昨日は早朝散歩はせずに、ご近所さんから頂いた柿で干柿作りの作業をした(a〜c)。小ぶりの柿が20個ほどしかないので(a)、宇都宮市のろまんちっく村に行って蜂谷柿を買った(d, g, h, k)。往きに猪倉山(e, f)に、帰りに多気山に登った(i, j)。
 ろまんちっく村には電動アシスト自転車で行こうと思ったが、買う予定の渋柿や大根、白菜の類が重いので、車で行った。猪倉山と多気山に登ったのは早朝散歩の埋め合わせ。でも城山の往復とは比較にならないほどお気楽な散歩だった。
 新たに購入した渋柿(k)は計24個あった。午後これらをすべて皮をむきホワイトリカーで消毒して吊るした(l)。単調な作業の繰り返しなので、焼酎を飲みながら作業をした。pm4:00頃すべての作業を終えると眠くなってきた。
 
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 昨日の朝食はピザ。ミニトマト、ピーマン、タマネギ、ニラ、ベーコンをベースにしたピザに、唐辛子をたっぷり混ぜ込んだトマトペーストをかけた。昼食は土鍋でおじやを作り、これにも一味唐辛子をたっぷりかけた。唐辛子は手足の指先を温めてくれる。


2021年11月11日(木)  特急スペイシアと鬼怒川遊歩道散策
 昨日東武鉄道の特急スペイシアに乗って野岩鉄道の川治湯元駅で下車し、紅葉の鬼怒川遊歩道を龍王峡まで散策した(a)。
 東武鉄道のスペイシアには一度乗ってみたかった。紅葉シーズンにスペイシアで会津田島まで行って温泉宿でのんびりしよう、カミコン(亡妻)と何度かそんな話をしていた。ついに実現することなく彼女は逝ってしまった。
 昨日龍王峡駅から川治湯元駅までスペイシアに乗った(b〜e)。この日の目的のひとつだ。空き座席が目立った。とても快適だった。運賃と料金を合わせて300円。
 二つ目の目的はここから龍王峡まで紅葉を味わいながらのんびり散策することだった。残念ながら今年は例年の美しさがない。それでもたっぷり楽しめた(g〜l)。龍王峡ではコウボウフデはいまだ健在だった。この日はハイカーも観光客も多かった。
 帰路鬼怒川公園岩風呂で温泉を楽しんだ。公園の紅葉は例年通りみごとだった。
 
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 この日の行程はたかだか8Kmに過ぎないが、これまで気になっていた薬師の湯裏の浅間山(f)にも初めて登ってみた。この山の紅葉はとても鮮やかだった。


[節目]

2018年5月26日浅井淑子 交通事故に遭い死亡
2017年1月きのこ雑記 を廃して、日々の雑記 として再出発
 「きのこ雑記」は「こけ雑記」と並ぶサブ・サイトとした
2017年1月こけ雑記 再開
2015年6月26日福島県いわき市から栃木県日光市 へ転居
2012年1月26日埼玉県川口市から 福島県いわき市へ転居
2006年7月こけ雑記 開始 (2011年8月 中断)
2001年4月今日の雑記 開始
2000年11月きのこ雑記 開始

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