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2022年3月20日()  シュンランが咲き始めた:城山
 昨日は早朝まで雨が降っていた。am7:40頃に止んだのでam8:10頃散歩に出た。城山でシュンランが咲き始めた(a〜d)。かつては遊歩道脇に100株以上あったが、年々減りここ数年は10数株程度になった。盗掘現場に遭遇したという人が何人かいた。注意したところ逆ギレを起こされそうな気配なので引き下がったという人もいた。
 いま広範囲に花を着けているオウレンもかなり盗掘の被害に在っている。今月中にも数回彼らに出遭った。掘り取ったオウレンをダンボールに入れて車に持ち込んでいる輩もいた。ただでさえ伐採で自生地が小さくなってしまったので先行きが心配だ。
 
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 山頂台地でふと足元をみるとタマキクラゲ(e, f)とヒメキクラゲ(g, h)が出ていた。見た目は悪いが両者とも食用になる(i)。
 雨に濡れて岩に着いているコケがとても新鮮だった(j)。多くの凾ェ水滴に覆われて輝いていた(k, l)。


2022年3月19日()  久しぶりに顕微鏡を覗いた
 昨日は終日氷雨が降り続いた。早朝散歩はできないので、前日持ち帰ったキチャワンタケとスギ雄花を顕微鏡で覗いた。このところ連日激しいレイノー症状が続いているので指が思い通りに動いてくれない。そのため顕微鏡には触れていなかった。
 久しぶりに午前中自宅で過ごしたので、思い切ってプレパラートを作ってみた。お湯を満たした小型の洗面器を手元に置いて、何度も何度も手指を温めながら実体鏡の下でカミソリを操作した。頻繁にお湯を入替えなくてはならずとても煩わしかった。

 キチャワンタケは断面を薄切りにして、徐々に倍率を挙げながら子実層を撮影した。水道水(d)、メルツァー試薬(e)、フロキシン(f)で封入した。子嚢先端は非アミロイドで、中の8個の胞子は球形をしている。
 スギの雄花(g)を縦断して(h)、その後花粉を撮影した(i)。ふだんはあまりやらないがスギの葉の縦断面を切り出して、葉の縁(k)と中央部(l)を撮影した。細胞の中には小さな丸い葉緑体がたっぷり入っている。
 

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 午後は炬燵に入って焼酎を飲みながら大相撲観戦。アルコール類は指先も含めて体の深部から温まる。唐辛子とあわせて寒い時期にはつい連日飲んでしまう。


2022年3月18日(金)  春の野草等がジワジワと
 一昨日夜中の地震は意外と大きかったようだ。二階の寝室で眠っているときに大きな揺れで目が覚めた。下に降りてみると書棚の下に本が散乱していた。台所では食器棚からものが落ちてガラス製品などが割れていた。
 二時間ほどかけて後片付けをし、朝食を済ませてからいつもどおり散歩に出た。登山口の駐車場には一台の車もなく、城山では誰にも出会わなかった。下山した頃にようやく車が2台だけ現れた。地震の後始末でもしていたのかもしれない。
 城山では数日前からシュンランが蕾を着けていたが、未だ咲く気配がない(a, b)。遊歩道脇のスギ落葉の下ではキチャワンタケらしき子嚢菌が多數でていた(c, d)。このところやや強い風が吹くと遊歩道には淡黄色の煙幕が生ずる。地面に落ちたスギ落葉には成熟したスギ花粉をたっぷり抱えた雄花が沢山ついている(e, f)。
 
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 午後自転車で今市図書館に行った。途中の杉並木街道ではホトケノザ(g)やハコベ(h, i)に混じってショカツサイがかなり目立つようになってきた(j〜l)。
 夜中から降り始めた雨、今朝は本格的に降り続いている。朝の散歩は中止。


2022年3月17日(木)  ザゼンソウ最盛期:龍王峡
 昨日午後鬼怒川遊歩道の龍王峡を歩いた。ここはまだまだ冬景色だ(a, b)。1月末に咲き始めたザゼンソウが最盛期を終えようとしている(c〜f)(雑記2022.1.29)。これから先は萎れたり枯れていくばかりだろう。ショウジョウバカマが咲き始めた。まだ花柄がとても短い(g)。大部分はまだつぼみの状態だ(i)。
 遊歩道のすぐ脇の倒木からシイタケが出ていた(j)。コウボウフデのミイラ化は更に進んでいた(k)。池にはクロサンショウウオの卵が多数見られた(l)。
 昨日は日中かなり暖かくなったが、それでも手足の指のレイノー症状に悩まされた。龍王峡からの帰路、鬼怒川公園岩風呂につかって、指先はもちろん体幹を温めた。
 
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 昨夜11:36頃の大きな地震では、日光市は震度5弱とのこと。書棚から多數の本が落下し、茶箪笥の食器がごちゃごちゃになった。特に大きな被害はなかった。


2022年3月16日(水)  甘夏柑でマーマレイドを作った
 秋田県の友人から甘夏柑が送られてきた(a)。このうちから4つを使ってマーマレードを作った。昨年は焦がしてしまって失敗したので(雑記2021.2.17)、圧力釜の使用はやめた。2019年には三温糖を使い中の実は使わなかったが(雑記2019.3.22)、今回はグラニュー糖を使い、皮だけでなく実も使った。
 3つは毎食後に一つずつ食べて(b)皮を残した。4つ目の甘夏柑は実を食べずにジャム作りに使った。皮はまず薄切りにした(c)。一つの甘夏柑の実は小さめに切り(d)、種(e)はお茶用の袋に詰めてヌメリを出すのに利用した。今回は当初上白糖の利用も考えたが、グラニュー糖(f)を使うことにした。
 皮は更に小刻みにして水に浸して一晩おいた(g)。ザルで水をきって再び鍋に入れてグラニュー糖を加えた。スプーンで押しつぶして、そこに柔らかくなった皮を加えた(i)。これを中火で20分間ほど煮ると(j)、ジャムが出来上がった(k)。
 瓶詰めにすると意外と少しになった(l)。今回はグラニュー糖の量が少し多すぎてやや甘過ぎることになった。しかし甘夏柑の酸味は残っている。
 
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 昨日の朝は雨が降っていたので、雨が止むのを待ちam9:10過ぎに散歩に出た。


2022年3月15日(火)  庭の畑にレタスとキャベツの苗を植えた
 昨日は3月とは思えないほどの異常気象の一日だった。早朝こそ3月末頃の気温だったが昼前辺りから5月並みの気温になった。朝の散歩からの帰路では、春秋用ジャンパーを脱いだばかりか、長袖シャツも脱いで半袖のポロシャツ一枚になった。
 昼前にホームセンターに行ってレタスとキャベツの苗(a)と培養土(b)を買ってきた。昨年同様に(雑記2021.3.18)狭い庭の畑とプランターにこの苗を植えた(c〜f)。また手前側の畝には蕎麦の種を撒いた(e)。これは昨年舗装路に出た野生化した蕎麦から採集したものだ。どの程度発芽するものだろうか。
 
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 ツバキキンカクチャワンタケの成長具合を知りたくて猪倉山泉福寺に行ってみた。その時刻には外気温は21℃まで上がった。乾燥続きで全く成長しておらず小さな幼菌が少数出ているだけだった。花は福寿草の群生だけが目立った。


2022年3月14日(月)  野草の花が急に増えてきた
 朝の散歩のあと舗装道路の歩道ではなく田圃地帯から戻った。田の畔にはいつの間にか色々な野草が花を咲かせていた。相変わらず最も多いのはオオイヌノフグリ(a)だが、ナズナ(b〜d)、イヌナズナ(e, f)、ホトケノザ(g〜i)、ヒメオドリコソウ(j〜l)などが広く見られた。特にホトケノザに至っては、昨年10月頃から次々と咲き続けている。
 城山では相変わらずオウレンが花盛りだ。オウレン盗掘目的の集団に先週も出会った。これは一昨年頃から目立ってきたが、中にはスコップを持って歩く人の姿もあった。漢方薬としても知られる黄連はこの草の根だという。目的は根なのだろうか。
 いまのところシュンランの花はまだ見かけない。例年だとそろそろ花をつけ始める頃だ。さらに上に挙げた野草は城山ではこれまでのところ見られない。
 
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 今朝はとても気温が高い。am4:00には屋外7.4℃/室内10.1℃もある。


2022年3月13日()  笹目倉山:沢沿いの道は消えていた
 昨日笹目倉山に登った。風雨雷山直下までは藪だらけの急斜面を這い上がるようにして登り、一般登山道に合流した。そのあとは整備された道を山頂に向かった(a)。
 郵便局の駐車場に車を駐めた(a)。地図によれば宮小来川から沢沿いの道が稜線に通じている。そこで赤布標識のある登山道ではなくこの沢に沿った林道を詰めてみた(c)。林道の終点からは稜線に通じる径は見つからず、荒れた沢がむき出しになるばかりだった(d)。そこで一旦下まで戻り、沢を渡る林道を進んでみた。すぐに二股に別れた(e)。右上の急斜面側を進むとここも道が消えた(f)。
 再び戻って整備された登山道に出るのも癪なので、そこからは無謀を承知で藪と杉林の急斜面を登ることにした。樹や灌木に掴まりながら尾根を目指した(g, h)。途中何度か獣道に合流したが、人の歩いたような踏跡は全くなかった。
 なんとか登山道に出た時はほっとした(i)。登山道を歩くのはそれまでと比べて格段に楽だった。この先は風雨雷山の鳥居を過ぎて(j)、尾根を進み山頂に立った(k)。山頂で恒例のコンビニ海苔巻を食べて、宮小来川口に降りる登山道を下山した。下の県道から見上げる笹目倉山は一見そんな急には見えない(l)。
 
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 笹目倉山はどのルートから登っても道がとても急だ。特に濡れた斜面はとても滑りやすく、下山時にはかなりの注意が必要だ。雪は全く消えていた。


2022年3月12日()  白銀の戦場ヶ原から小田代ヶ原へ
 昨日奥日光に上がり戦場ヶ原から小田代ヶ原を鋲付き長靴で歩いた(a)。今年は例年になく深い積雪がありスノーシューやスキーでないと難儀する場所が随所にあった。雪原にはかすかな踏跡しかなく誰一人出会うことがなかった。
 朝の散歩から戻るとam9:45に車で奥日光に向かった。10:45に三本松園地の駐車場に車を駐めた(b)。この駐車場と国道(c)だけはしっかり除雪されていた。国道を南下して赤沼から自然研究路の標識に従って雪原に入った(d, e)。
 最近歩いた人はごく僅からしく踏跡はとても弱く(g, h)、しばしば消えていた。積雪は60〜100cmほどあり、赤い標識テープが惟一の頼りだ。案内標識はことごとく足元にあった(f, l, m)。小田代ヶ原へは1Kmほどハイブリッドバス路を歩かねばならない(i)。小田代ヶ原バス停の小屋の屋根には厚い雪が乗っていた(j)。
 小田代ヶ原のベンチはすべて雪の下で、湿原は一面真っ白だった(k)。湿原を周遊する木道は柵の頭が僅かに覗いていた。獣除け柵は大部分が雪の下。踏跡はスキーやスノーシューばかりで(n)、しばしば雪を踏み抜いて腰まで潜った。
 泉門池(いずみやどいけ)の周辺はかろうじてベンチが顔を出していた(o)。この先はどこに向かうルートも踏跡が不鮮明で、光徳入口に向かう遊歩道はテープを巻いた棒が便りで(p)、やがて戦場ヶ原のど真ん中に出る(q)。ここからズミの林(r)を抜け国道に出て、1kmほど南下してpm2:00頃車に戻った。
 
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 am10:40頃の気温は6℃だったが、昼過ぎには12℃を越え、日向では半袖で歩けるほど暖かくなった。昼食は恒例のコンビニおにぎり。快適な雪上散策だった。


2022年3月11日(金)  日光だいや川公園に春を探しに
 昨日の午後電動アシスト自転車で日光だいや川公園まで行った(a)。そろそろ何か春の兆しが見られるのではないか。そう思ってのことだった。
 昨日は殆ど車道を走った(b)。袖が触れ合うほどの距離しかないのに全くスピードを落とさず走る車が怖かった。公園の駐車場は空きが多かった(c)。いつもの場所に自転車を停めた(d)。公園内はまだまだ冬景色のままで(e〜g)、かろうじてロウバイと河津桜が花を着けていた。池の氷はすっかり消えて鴨が戯れていた(i, j)。
 薄雲に覆われて遠くの山ははっきりしないが(i)、霧降高原から赤薙山に通じる尾根を確認してみた。まだまだ厚い雪に覆われている(k)。小丸山手前まで伸びる木製階段にも雪が詰まっている様子だ。トイレは多くが今月いっぱい閉鎖が続く(l)。頻尿の身にはこれはかなり痛い。早足でウオーキングをしている人が多かった。
 
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[節目]

2018年5月26日浅井淑子 交通事故に遭い死亡
2017年1月きのこ雑記 を廃して、日々の雑記 として再出発
 「きのこ雑記」は「こけ雑記」と並ぶサブ・サイトとした
2017年1月こけ雑記 再開
2015年6月26日福島県いわき市から栃木県日光市 へ転居
2012年1月26日埼玉県川口市から 福島県いわき市へ転居
2006年7月こけ雑記 開始 (2011年8月 中断)
2001年4月今日の雑記 開始
2000年11月きのこ雑記 開始

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