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右脚膝に抱えた爆弾 | |
昨年(2021年)6月20日(日)の庚申山での遭難事故(たわごと 2022.6.15)を契機に、持病の強皮症が急速に悪化したように感じる。あの日以降慢性的な疲労感や倦怠感がとても強くなってきた。山に限らず日常的な歩行の速度も極度に遅くなった。 さらに遭難事故の折に谷を転げ落ちたときに全身を岩にぶつけているが、左側の打撲が強く右側は軽いと思っていた。しかし、どうやら右脚の膝を思い切り強く岩にぶつけたようだ。というのもいまだに右膝の特定部位に触れると激痛が走り、歩行時脚が少しでもある方向に捻ることになると、これまた激痛が走る。以前はこんなことはなかった。右の膝蓋腱か筋肉を損傷して、それがそのまま固まってしまった恐れがある。 昨年の夏以降、ふだんから何となく右膝をかばうような動き方をしている自分に気づいた。意識してそうしているわけではないのに、何となくそういう動きになっている。迂闊に右足を真っすぐにした状態で足をつくと、膝に激痛が走るようになっていたからだ。 そんなこともあって今年の冬からは右膝のリハビリと筋力強化を始めたが、これまでのところその効果はいまだに現れていない。 昨日は疲労感がとても強かったので一日中ただ横になって過ごした。夕方NHKテレビで放映した「伝説のコンサート 中森明菜」(1989年)は素晴らしかった。 |
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なぜかひどく疲れた:志津峠から男体山 | |||||||||||||||||||
志津峠から男体山を往復した(a)。志津峠に着くまで男体山に登るか大真名子山に登るか決めていなかった。梵字飯場跡駐車場に着いたのはam7:10頃(b)。気温は15℃。既に8台の車があった(c)。レイノー対策の手袋をして志津峠を目指して歩き出した。 歩き始めてすぐにショウキランにであった(d, e)。さらに進むとヤマオダマキが次々現れた(f)。一部に青空が広がり太郎山の雄姿も見られた(g)。長い林道歩きを経て峠に着いた。この時点で男体山に登ることにした。志津小屋(h)からは急斜面に荒れた山道が続く(i)。五合目あたりからはウスユキソウ(j)、ツマトリソウ(k)、ゴゼンタチバナ(l)、コメバツガザクラ(m)などがよく咲いていた。イワカガミは既に花季を終えていた。 やがて岩礫帯となり(n)、女峰山(o)や湯ノ湖などを眺めながら進む。山頂に着いた時にはすっかり雲に覆われていたが(p)、一瞬青空がでた(q)。中禅寺湖側からの登山道(r)には人は少なかった。山頂台地で昼食をとり、am11:10頃に下山を開始した。道は殆ど霧の中だった。やしおの湯で汗を流してpm4:40頃帰宅した。 |
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この日は朝から疲労感がとても強く、いったんは引き返そうと思った。脚を上げるのが辛かった。下山時は右膝の故障のため非常に気を使い、慎重にゆっくり足を運んだ。 | |||||||||||||||||||
奥日光が雨のため鬼怒川遊歩道に転進 | |||||||||||||||||||
昨日川治湯元から龍王峡までの鬼怒川遊歩道を歩いた(a)。朝6:50頃自宅を出ていろは坂に向かった。裏男体林道から志津峠を経て男体山か大真名子山に登るつもりだった。ところが日光街道を走っている途中から雨になり、いろは坂の入口である馬返しまで来ると雨はやや強くなった。ここで20分間ほど様子をみた(b)。 雨は止みそうにないので鬼怒川方面に転進することにした。龍王峡駅前に車を駐め(c)、会津鬼怒川線に乗り川治湯元で下車した(d〜g)。電車はがら空きだった(e)。黄金橋(h)から遊歩道に入った(i)。遊歩道では何度も蛇に出会った(j)。 立入禁止となっているかつての遊歩道を進んでみた(k)。やがて大きく崩落して通過はかなり危険なので引き返して、諦めて林道のトンネルを歩いた(l)。再び遊歩道に戻り先に進む。左側の急斜面を見上げると国道から落ちて樹木に引っかかった乗用車が見える(m)。ここを歩くたびに気になっていたので、昨日はすぐ脇まで登ってみた。事故が起きたのは20年以上前だが、未だに車の形はしっかり残っている(n)。 |
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鬼怒川遊歩道は落石の巣のような径が続く。いたるところに「落石注意」の看板がある(o)。むささび小屋(p)まで来ると落石の恐れはなくなり一安心できる。この小屋で店の主と1時間ほど世間話をして過ごした。この間客は一人も来なかった。コウボウフデのミイラ状態を確認して(q)、午後2:00頃に車に戻った(r)。 | |||||||||||||||||||
車が車検整備から戻ってきた:うわぁ〜〜〜! | |
車(HONDA Fit)が車検整備を終えて戻ってきた。前回の車検時は新車に近い状態だったから、総額106,000円で済んだ(雑記2020.7.10)。今回はいくつもの消耗品の交換やタイヤの組み換え作業の料金も加わるから12万円ほどになると予測していた。 結果は137,000円で予測を2万円近く上回った。ブレーキパッドの減りも予想以上に進んでいた。前回の車検から今日まで、ほとんど遠出することもなく、月々の走行距離も以前よりかなり少ない。しかし荒れた林道をよく走ったことはかなり影響したようだ。
都会に住んでいれば車など不要だと思っている。必要ならばレンタカーやリースを利用すればよい。しかし田舎暮らしではそうはいかない。車なしで生活することはかなりの無理と困難が伴う。ましてや山歩きや野草やきのこの鑑賞を生きがい(大げさだが・・・)にする者にとっては、車は必要欠くべからざる道具といえる。 |
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「山里」のちたけそば:期待外れだった | |||||||||||||
月に5〜6回は蕎麦を食べる(a)。乾麺は使わず生麺を使う。といってもたいていは安物だ(b)。いろいろ工夫してみたがやはりいつも物足りない。そこで時々無性に美味い蕎麦を食いたくなる。ちょうどそんな折に7月5日の下野新聞に「山里」のちたけそばが取り上げられていた(c)。この店は自宅から8〜9Kmの場所にある。 鹿沼市内の主要街道沿いにあるので店の存在は知っていた。しかし看板の表示(d)から蕎麦専門店という認識はなく、これまで立ち寄ったことはなかった。新聞記事を見てこの店のちたけそばを食べてみようと思った。昼過ぎに行ってみた。古民家を改装した店で(e, f)、室内は落ち着いた雰囲気だ(g)。縁側の席に陣取った(h)。 |
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ちたけそば単体は1,350円(i)。少し高いとは思ったがこれを注文した(j, k)。残念ながら蕎麦もタレも期待ほどではなかった。「しろやま」や「野点庵」や「報徳庵」の方が味は上だと思った。会計伝票をみて高い買い物をしてしまったと感じた(l)。 | |||||||||||||
車検整備 今回はタイヤ交換も:痛い出費 | |||||||||||||
午前中に車(HONDA Fit)を車検整備に出した。早いもので購入から二度目の車検を迎えた。ただ今回は夏用タイヤがかなり摩耗しているために、新規に購入したタイヤを既成のホイールに組み替える必要がありその分経費が増えることになった。 代車は日産の軽自動車Moco(a)。車屋さんの話では今回の車検整備では法定費用とその消費税だけで57,710円かかるので、トータルで10万円ほど準備しておいて欲しいとのこと。これは慢性金欠病の身にとっては非常に高額の臨時出費になる。遺族年金の3年間支給停止の痛みがもろにのしかかってくる(雑記2022.2.11)。
新型コロナワクチンの4回目接種の案内が市から届いた。スマホのauがいまだに不安定なので、パソコンから予約した。徒歩で通院可能な医院でのモデルナのワクチン接種を7月25日(月)に予約した。この日の午前中は歯医者の定期健診予約が入っている。
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昼前に代車のMocoで日光だいや川公園に行った。オカトラノオがよく目立つ(b, c)。芝ではネジバナ(d, e)が、樹下ではオオバジャノヒゲ(f)が多かった。きのこはベニタケ類(g, h)ばかりではなく、テングタケ属(i, j)、イグチ類(k, l)もいろいろ出てきた。 | |||||||||||||
早くもコマクサが最盛期:前白根山 | |||||||||||||||||||
昨日午前中に、日光湯元温泉を起点に前白根山と五色山を歩き国境平から湯元温泉に戻った(a)。天気予報では昼前には雷雨に、午後には本格的な雨になるということだった。そこで昼前に下山するつもりで早朝4:00頃に自宅を出た。気温は26℃。am5:00頃に日光湯元の大駐車場に着くとほぼ満車だった。この時の気温は17℃だった。 湯元スキー場は夏場はテント村になる。その横を通り過ぎてスキー場のてっぺんから白根沢沿いの登山道に入った(b)。ここから猛烈な急斜面が標高差で400mほど続く。岩や木の根にしがみつきながら上がる。 登山道の脇にはイワカガミ(c)、ミツバオウレン(d)、マイヅルソウ(e)、シロバナノヘビイチゴ(f)、ツマトリソウ(g)などが疲れを癒してくれる。天狗平(h)までくると傾斜は緩やかになり、やがて岩礫帯が現れる。 前白根山(i)は近い。ここから五色山(r)までの岩礫帯の尾根にはコマクサがいたるところに見られる(j〜q)。近寄るのが危険な急斜面(m)には特に多い。このあたりで1時間ほどコマクサを鑑賞した。やがて雷鳴が響き渡り大粒の雨が降りだした。 五色山を過ぎるあたりで簡易合羽を羽織って下山にかかった。国境平あたりまでくると雷鳴は凄まじくなったが、雨は比較的小降りになり始めた。ここからは猛烈な急斜面を下る。濡れた斜面は非常に滑りやすくなる。2回ほど滑って転倒した。駐車場に戻ったのはam11:30頃だった。途中でヒラタケを2Kgほど採取した。 |
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奥日光地域のコマクサだが、この地にとっては外来種だということで、日光自然博物館発行『日光の花325』には掲載されていない。しかし昭和の初め頃に移植されてから既に長い年月を経て、日光白根山や前白根山などでは広範囲に分布域を広げている。議論はいろいろあろうが、今更敵視したり駆逐する必要はないと思う。 なお、日光だいや川公園をはじめ日光ではあちこちに広く見られるワスレナグサも、外来種ということで上記図鑑やパンフレットにも掲載されていない。 |
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外出せずきのこを調理、佃煮風にした | |||||||
今年も奥日光から野生きのこを少しだが何度か食用に持ち帰っている。これらはその日のうちに虫抜きをし、すぐに調理できる状態にして冷凍保存してきた(a〜c)。画像は左からマスタケ、タモギタケ、ヒラタケ。昨日はあまりにも暑かったので、久しぶりに朝の散歩以外には外出せず、自宅でエアコンを28℃に設定して過ごした。 午後一部のきのこを調理した。タモギタケは熱を通すと残念ながら淡黄色が消えてしまう。120g程を玉ねぎと市販のブナシメジを一緒にして、唐辛子をたっぷり入れて佃煮風に仕立てた(d)。マスタケを圧力釜を使って(e)、これも佃煮風に調理した(f)。ヒラタケは味噌汁の具にしたり、ニラやレバーと一緒に炒めたりした。 |
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マスタケは先日素揚げにしたが(雑記2022.6.30)、茎に相当する部分にやや硬過ぎて食不適に近い状態のものが生じた。しかし、今回は圧力釜で調理したので硬い部分は消えニンギョウタケにも似た珍味に仕上がった(同2021.9.15)。 昨日はauが終日利用不能となって、スマホが殆ど利用できなくなってしまった。SMSはもとより電話も利用できなかった。このため困ったことも生じた。 |
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タモギタケだけはよく出ていた:千手ヶ原 | |||||||||||||||||||
昨日奥日光の千手ヶ原から西ノ湖を歩いた。赤沼車庫―千手ヶ浜のハイブリッドバスは使わず、往復とも菖蒲ヶ浜から千手ヶ浜までは湖岸通りを歩いた(a)。 自宅を出たのはam9:00、既に32℃あった。龍頭の滝にはam9:50頃着いた。26℃だった。千手ヶ浜は穏やかだった(b)。千手ヶ原は浜近くはマルバダケフキの大群落、そしてミズナラ林(d)、次いでカラマツ林(e)と植生が変わる。 この日は生まれて初めて弁当を作った。前夜の残り物をわっぱに詰めた。倒木に座って昼食にした(f)。食後に西ノ湖の西浜まで行ってみた(g)。2週間前(雑記2022.6.17)よりも水量がかなり減っていた。 ショウキラン(h)に出会った。今の時期花は少ない。他にはヤマオダマキ(i)、クリンソウ(j)以外にはこれといった花はなかった。再び大きなアミヒラタケに出会った(k, l)。タモギタケだけはいたるところで群生していた(m〜p)。一部持ち帰った。他にはマスタケ(q)やスギタケ(r)があちこちで見られた。猿がやたらに増えている。 |
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奥日光も涼しいとは言い難い陽気だったが、下界よりは遥かに快適だった。 | |||||||||||||||||||
黄色いスミレに逢いたくて:太郎山 | |||||||||||||||||||
山王帽子山経由で太郎山に登った(a)。主たる目的は山を歩くことよりも黄色のスミレだった。平地で見られるスミレは大部分が白色から紫色の花をつける。黄色系の花のスミレは寒冷地や高山帯にいかないとみられない。それもあってできるだけ歩きをサボるため、山王峠近くの駐車スペースに車を駐めた(b)。自車以外の車はなかった。 自宅近くのコンビニで昼食を買って出発したのはam6:15頃だった。気温は既に27℃あった。am7:25頃山王峠近くに車を停めた。気温は19℃だった。太郎山に登るには山王帽子山を経由する。ここからの登山道は胸の高さくらいまでの笹薮から始まる(c)。これが夜露や朝露でいつも濡れている。昨日も衣類と靴がびしょ濡れになった。 山王帽子山の山頂(d)近くから高山植物が現れ始めた。小太郎(e)の周辺では黄色いスミレの群生も現れ始めた。ここから太郎山へは厳しい稜線を通過し(f)、枯木群の中を進む(g)。太郎山(h, i)への稜線でも多くの高山植物を見ることができた。 |
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この界隈で見られる黄色いスミレは、ほとんどがキバナノコマノツメだ(j〜m)。唇弁が極端に長く、上弁と側弁が反り返る。葉に光沢はなく丸みを帯びている。他にもいろいろな高山植物に出会えたが、ここではイワカガミ(n, o)、ミツバオウレン(p)、マイヅルソウ(q)、ハクサンチドリ(r)だけを取り上げた。 山を下りて車に戻ったのはpm1:20頃だった。数年ぶりに山王林道を川俣温泉に向けて走り、一休上人の湯で汗を流してから帰宅した。 |
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〇 | 2021年6月20日 | 庚申山にて遭難:自力で生還 (たわごと 2022年6月15日) |
〇 | 2018年5月26日 | 浅井淑子 交通事故に遭い死亡 |
〇 | 2017年1月 | きのこ雑記 を廃して、日々の雑記 として再出発 「きのこ雑記」は「こけ雑記」と並ぶサブ・サイトとした |
〇 | 2017年1月 | こけ雑記 再開 |
〇 | 2015年6月26日 | 福島県いわき市から栃木県日光市 へ転居 |
〇 | 2012年1月26日 | 埼玉県川口市から 福島県いわき市へ転居 |
〇 | 2006年7月 | こけ雑記 開始 (2011年8月 中断) |
〇 | 2001年4月 | 今日の雑記 開始 |
〇 | 2000年11月 | きのこ雑記 開始 |
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