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2023年6月10日()  昼食の汁物はアミタケの味噌汁:龍王峡
 昨日の午前中は太極拳の練習日。強い雨が降っていた。練習後龍王峡に向かった。駅前の駐車場に着く頃に雨が小降りになった。車の数はとても少なかった(a)。天気が天気だから当たり前か。渓谷は水量がとても多かった(b)。
 長靴を履き、傘をさして遊歩道を歩いた。モリアオガエルの泡巣が多数できていた(c)。遊歩道脇の流木からはシイタケが出ていた(d, e)。Hygrocybe(アカヤマタケ属)のきのこもあちこちでみられた(f, g)。
 他にも数種類のきのこが見られたが、何といっても際立って多かったのはアミタケだ(h, i)。前夜からの激しい雨ですっかり汚れていた。シイタケとともに持ち帰った(j)。小振りのものを選んで味噌汁の具にして遅い昼食をとった(k, l)。採取したアミタケの約六割、やや大きめのものは、冷凍にして保存した。
 
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 熱中症のような症状、吐き気・脱力感・痺れは消えてきたが、全身の疲労感と倦怠感は相変わらず続いている。


2023年6月9日(金)  滝の周辺は涼しかった:霧降隠れ三滝
 昨日から熱中症気味でふらふらするので、まだ気温の低いam4:30頃に早朝散歩に出た。帰宅すると気温がすでに16℃まで上がっていた。そこで米を炊いて握り飯を作り、涼しさを求めて霧降隠れ三滝をゆっくりゆっくり歩いた(a, c)。
 この谷は梅雨時にはヤマビルの巣のようになるので、長靴の縁にガムテープを巻いて歩いた(b)。丁字滝(d)、玉簾の滝(e)、マツクラ滝(f)と巡りながら、野生蘭を探した。蘭は見つからなかったが、コサマツモドキ(g, h)、フミヅキタケ(i, j)に出会った。
 今の時期日光周辺では、どこに行ってもフタリシズカ(k)とクリンソウ(l)に出会う。霧降隠れ三滝でも同様にあちこちでこれらの花が出迎えてくれた。
 
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 ミヤマトンビマイが最盛期:滝尾古道
 霧降隠れ三滝を後にして、二荒山神社東側の稲荷川沿いの滝尾古道を歩いた。この街道は杉の巨木と石畳が続いている。ミヤマトンビマイがすっかり大きくなっていくつも出ていた(m〜q)。やや小振りのまだ柔らかい株を一つ持ち帰った。以前は味噌漬けにして食べたりしたが、今回は天ぷらにしてみるつもりだ。
 
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(r)
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 日光だいや川公園の休憩所のテーブルで昼食をとってから帰宅した(r)。帰宅後も熱中症の症状は消えず、さらに強い疲労感、倦怠感と吐き気に悩まされた。


2023年6月8日(木)  あらためてカメラと三脚を持って城山へ
 先日城山でクモキリソウを確認したが(雑記2023.6.6)、適切なカメラを持っていなかった。そこで昨日マクロレンズと三脚を持って早朝散歩に出た。
 クモキリソウは遊歩道の2ヵ所に出ていた。またまだ花柄をつけていない株もいくつもあった(a〜f)。他にもまだ花をつけていないので何かわからないが、和生蘭が遊歩道の真ん中にいくつも出ていた(g, h)。これらの野生蘭は城山の常連が保護のための枝の柵をつけて見守っている。Hygrocybe(アカヤマタケ属)のきのこが多数発生していた(i, j)。このきのこも遊歩道に出ていたので、気づかずに踏んずけて歩く人もありそうだ。

 午前中に庭の竹と樹木の伐採のための枝落としをした(k, l)。3度目になるが、庭の畑にかなり陽射しが射すようになってきた。伐採した枝の後処理を考えると憂鬱だ。今後はいよいよ灌木を伐採することになる。これには鋸ではなくチェンソーの出番となる。
 

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 午前中に1時間ばかり枝払いをしていたら、熱中症の初期のような症状に見舞われた。午後は専ら水分を補給しながら横になってダラダラと怠惰に過ごした。


2023年6月7日(水)  今年もコウシンソウに逢えた:庚申山
 昨日コウシンソウい逢いたくて庚申山に登った(a)。銀山平の少し先の車止め直前の小広場の隅に車を駐めた(b)。am7:00少し過ぎに歩き始めた(c)。単調で退屈な林道歩きを経て(d)、ようやく登山口の一の鳥居に到着(e)。
 ここから夫婦蛙岩(f)とか仁王門(g)などを経て、庚申山荘(h)の脇から山頂を目指した。昨年は上級者向きとされるお山巡りコースを選んだが、昨日は一般コースから山頂を目指した。一般コースといえど、かなり厳しく(i, j)、初心者には危険なコースだ。
 
(a)
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 山頂は展望が効かないが(k)、その少し先に開けた広場があり、皇海山(l, m)、日光白根山(n)、男体山(o)などもすぐ近くに見える。ここで昼食にした(p)。この日は登山者も少なく、一日を通して7〜8組の登山者にしか出会わなかった。
 
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(p)
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(w)
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(x)
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 この山に登ったのはコウシンソウに逢うためだった。年々体力の衰えを痛感し、庚申山に登れるのも今年が最後だろう。切り立った岸壁に咲くコウシンソウを前にたっぷり1時間程過ごした(q〜v)。この時他には誰もいなかった。コウシンソウは限られた場所にしかないが、コウシンコザクラはいたるところに咲いている(w, x)。
 昨日(6月6日)の下野新聞に庚申山のコウシンソウが記事として掲載された。今日からは連日多くの人が訪れることだろう。コウシンソウ騒ぎの始まる直前で静かにコウシンソウと向き合うことができた。この日の登山はギリギリのタイミングだった。


2023年6月6日(火)  庭木の伐採準備 第1回目
 昨日早朝散歩で城山に登ると、たった1株だがクモキリソウが咲いていた(a, b)。城山で見たのはこれが初めてだ。かつては毎年数十株が咲いたものだが乱獲されてほとんど滅びてしまったと聞いていた。常連は側に木の枝を立てて大事に見守っている。

 この8年ほどの間に、自宅西側で臨家との境に植えられていた樹木がすっかり大きくなって、畑に全く陽射しが届かなくなっていた。これまでは隣地の竹林が陽射しを遮っていたので、何とかしたいという気持ちがすっかり萎えて、放置していた。
 竹林伐採によって多少陽射しが届くようになると、今度は自宅の生い茂った樹木による陽射しの遮断が顕著になっていた。離れの茶室前の斜面はほぼ伐採したが、臨家との境界の樹木はまだわずかしか手をつけていなかった。
 このさい思い切って背丈くらいの位置で伐採することにした。そのためにはまず枝落としをしなくてはならない。先日までに少しやっていたが、昨日午前中にさらにこの作業を進めた。作業前(c, e)と作業後(d, f)をアップした。少し陽射しが届いた。
 

(a)
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(c)
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(d)
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2023年6月5日(月)  ヒロメノトガリに出会えた:千手ヶ原
 昨日千手ヶ原から西ノ湖までを、今年初めてキノコモードで歩いた。千手ヶ原まではハイブリッドバスは使わず、菖蒲ヶ浜から湖畔通りを往復した(a)。
 よく晴れた行楽日和の日曜日。朝7:00の時点で龍頭の滝駐車場は既に満車だった。そこで、トイレ脇の本来駐車スペースではない空間に車を潜り込ませた(b)。ここから千手ヶ浜まで4.3Kmほど湖岸通りの遊歩道を歩いた。
 千手ヶ浜からは男体山の雄々しい姿を仰げた(c)。浜ではベンチをはじめ多くの観光客の姿があった(d)。千手ヶ原ではマルバダケフキがすっかり大きくなり、一面に広がっていた(e)。観光客に人気のあるクリンソウはいたるところに群生している(f)。西ノ湖は水量が少なく(g)、湖底を歩いて対岸に渡れた。対岸からは男体山が正面に見える(h)。
 
(a)
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 出会えるといいなぁと思っていたヒロメノトガリアミガサタケには複数個所で出会うことができた(i〜m)。すでにきのこは研究や観察の対象ではなく、鑑賞する対象になっているので、標本などは一つも持ち帰らなかった。
 タモギタケもいくつかの倒木や立ち枯れに出ていた(n〜q)。倒木の地面近くにやや乾燥気味な大きなタモギタケが多数出ていた。この倒木に腰掛けて昼食をとった(r)。タモギタケは若い株の一部だけを持ち帰った。
 上述2種の他に、ヒラタケ、ヌメリツバタケモドキ、キララタケ、モリノカレバタケなどに出会った。とても疲れた。市営温泉やしおの湯に浸ってから帰宅した。


2023年6月4日()  遊歩道が小川になっていた:古賀志山
 雨の直後の古賀志山を歩いた(a)。一昨日は終日ずっと雨。実によく降った。昨日も朝まで雨。am9:00頃に雨が止んだので、古賀志山を歩くことにして、米を炊いて握り飯を作った。am10:00過ぎに自宅を出た。
 am10:25頃森林公園の大駐車場に着くと(b)、ガラ空きだった(c)。駐車場周辺では雨が止んだばかりで、赤川湖ごしに見える古賀志山は山頂付近に雨雲がかかっていた(d)。一般コースの北コースを進むと、丸木橋だった場所に新しい橋が整備されていた(e)。
 コースの半分以上が小川の様になっていた(f, g)。数人のハイカーに出会った。例年なら、この時期の土曜日は古賀志山へのハイカーで大賑わいだが、さすがに悪天候のため人出は非常に少なかった。am11:40頃に山頂に着くと誰もいなかった(h, i)。晴れ間も少し出てきたので、ベンチに座って昼食にした(j)。数人が登ってきた。下山路でも誰にも会わず、駐車場に戻ると相変わらず車は少なかった。
 
(a)
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 午後1:00過ぎには晴れ間も広がり、立ち寄った宇都宮道の駅ろまんちっく村は大混雑。広大な第二駐車場に車を停めた。ここには街路樹としてヤマボウシが多数植えられている。今は白い花がよく咲いているが、その中にピンク色の花をつけるものが1本だけあった(l)。昨年まで気がつかなかった。白色以外の花は初めて見た。


2023年6月3日()  終日雨:読書とコバエ対策とお勉強
 昨日は終日本格的に雨が降り続いた。外での活動ができないので、この機会にふだんなかなかできないことをした。昔読んで印象深かったキャロル・キサク・ヨーン『自然を名づける』(NTT出版 2013年)を再読。リンネに始まり最近の分子分類まで、分類学の流れをUmwelt(環世界)の概念から掘り下げた視点がとても興味深い。

 最近台所を中心にショウジョウバエがやたらとうるさい。昨年まではほとんど気にならなかったが、今年の発生数は異常に多い。発生源は結局わからなかった。ペットボトルの底の部分を切り取って、水とソバツユを入れ、台所用洗剤を垂らしたものを2つ作った。ふだんコバエのたまりやすいところにこれを置いた。果たして効果のほどは?

 先月に引き続いて、午後プログラミング言語Perlと中国語(普通話)の学習に時間をあてた(雑記2023.5.16)。Perlについては、先月からまだ2週間ほどしか経っていないのに、重要なことがすっかり抜け落ちていたことを痛感した。
 また中国語はNHKラジオテキストのピンインだけを見て、それをくり返し発声して馴染むことしかしていないので、この機会に簡体字でも書く練習をした。頭では理解しているつもりでも、実際には意外と書けないものだ。



2023年6月2日(金)  憩の森はすっかり変貌していた
 鬼怒川レジャー公園には憩の森という丘陵地帯がある(a)。カミコン(亡妻)の生前には、きのこ観察を目的に二人でしばしば歩いていた。彼女の死後は、平地の松林地区は歩いても、憩の森の丘陵地帯に足を踏み入れることはなくなった。
 昨日久しぶりに憩の森の展望台と林間広場に上がってみた。広大な駐車場はイベントでもない限りいつも車は少ない(b)。駐車場からは展望台のある山頂がみえる(c)。標識に従って歩いてみた(d, e)。広葉樹の斜面はすっきりしているが(f)、小径は荒れ放題。
 展望台表示板脇のマツにはヒトクチタケ(g, h)。樹木がすっかり成長して今や展望は望めない(i)。林間広場は草茫々で踏み跡もほとんどない(j, k)。結局この公園では、低地のマツの根元にハナビラタケの幼菌を見ただけだった。
 
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 夜中から降りだした雨は、今朝はより強くなって降り続いている。


2023年6月1日(木)  ツツジ鑑賞散策:大入道から剣ヶ峰
 ツツジをたっぷり味わいたくて高原山の大間々台に上がり、大入道から剣ヶ峰まで散策した(a)。am7:30頃大間々台駐車場に着くと、すでに駐車スペースは八割かた埋まっていた(b, c)。周辺はレンゲツツジに包まれていた(d, e)。ツツジを楽しみながら遊歩道を小間々台まで歩くと、ここの駐車場にも結構な数の車があった(f)。
 ここから大入道への遊歩道に入った(g)。沢をいくつか越えるが、そこにはミヤマトリカブトの群生地がいくつもある。どこもまだ蕾もできていなかった(h)。赤色系のツツジに覆われた斜面を大入道まで登る(j)。 ここから先では赤色系のツツジは姿を消し、剣ヶ峰まで一面にシロヤシオが咲き誇っている(k, l)。紫色のトウゴクミツバツツジもわずかに残っている。途中の縄文躑躅もシロヤシオだ(m, n)。
 剣ヶ峰(o)から矢板市最高地点を経て、八海山神社(p)までもシロヤシオが続く。この先大間々駐車場までは大半がシロヤシオ、やがて赤色系のツツジが混じりだす。am11:20頃駐車場に着くと、満車状態で路肩にも多くの車が駐車していた(q)。レンゲツツジの花園の中にあるベンチで昼食をとった(r)。
 
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 前日の石裂山では誰一人登山者に出会わなかったが、大間々台周辺から剣ヶ峰では多くの観光客やハイカーに出会った。平日ゆえ団塊の世代が目立った。
 今年の五月は実によく山を歩いた。振り返ると2日に1度はどこかの山を歩いている。


[節目]

2021年6月20日庚申山にて遭難:自力で生還 (たわごと 2022年6月15日)
2018年5月26日浅井淑子 交通事故に遭い死亡
2017年1月きのこ雑記 を廃して、日々の雑記 として再出発
 「きのこ雑記」は「こけ雑記」と並ぶサブ・サイトとした
2017年1月こけ雑記 再開
2015年6月26日福島県いわき市から栃木県日光市 へ転居
2012年1月26日埼玉県川口市から 福島県いわき市へ転居
2006年7月こけ雑記 開始 (2011年8月 中断)
2001年4月今日の雑記 開始
2000年11月きのこ雑記 開始

[過去の雑記]

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2009 中下 中下
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