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2024年8月20日(火)  イナゴの佃煮を求めて鹿沼市へ
 昨日は早朝まで雨だった。雨が止んだ後に城山コースに散歩に出た。自宅周辺からは日光連山も高原山も雲の中。城山の頂からも山は見えなかった(a)。城山を歩く楽しみのひとつは野草ときのこだ。昨日はきのこはほとんど見られなかった。
 ミゾソバが咲き始めた(b)。ガンクビソウはいまが最盛期(c)。アレチヌスビトハギもよく咲いている(d)。先月から咲き始めたハグロソウは月末には見られなくなるだろう(e)。ウツボグサやヒルガオも城山の周辺で今を盛りと花開いている。
 午後からは雷雨になった。暗くなっても何度も激しく降った。
 
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 朝の散歩から戻って小女子の佃煮をお供に茶を飲んだ。すると無性にイナゴの佃煮が食べたくなった。以前川口市に住んでいた頃は、毎年見沼田圃でイナゴを捕って佃煮を作っていた。4年ほど前に業務スーパーにイナゴの佃煮が並んだ(雑記2020.12.13)。たちまち売り切れとなった。次に入荷するのはいつ頃か店長に尋ねたが、埒が明かなかった。そのあと今日まで業務スーパーでは見ていない。
 ところが今年の7月、日光だいや川公園の売店で売られていた(同2024.7.15)。しかし常置商品ではなく、ふだんは置いていない。このとき購入したパックのラベルから製造元は隣接の鹿沼市の佃煮製造会社であることがわかった。そこで昨日鹿沼市まで車を走らせた。小パックを購入して(f)、昼食時に早速味わった。原料は中国産だが、美味かった。


2024年8月19日(月)  山歩きと水分のこと (2)
 先日の続き(雑記2024.8.17)。山歩きで水分を取らないようになったのは65年ほど前のこと。山歩きを始めた中学生の頃だ。初めの頃は日帰りでも2L入の水入りポリタンクを背負っていた。これはとても重くて途中で捨てたことが何度もあった。
 数日に渡る高山の縦走などではリュックの重さがずっしりと肩に食い込んだ。すると呼吸が極端に苦しくなって、人並の速さでは歩けず、猛烈な疲労に襲われた。というのは、幼い頃に背骨と肺を損傷したために重い荷物を背負うことができなくなった。そのため大学時代に大きな挫折を味わって、以後本格的な山歩きはしなくなった。

 高校生の頃、トレーニングで改善しようと試みたが徒労に終わった。しかし山歩きは止めたくないので、荷物の軽量化を真剣に考えた。削れないのは登攀具。そこで衣類と食料と水を最小限に抑えることにし、それが可能な体を作ることにした。
 日常生活が訓練の場だった。一つは衣類。冬でも夏用の薄着で過ごす。ついで食料と水。月に3〜5日の絶食をする。ときには1週間の絶食。期間中2日間は水分もとらない。絶食中でも日常と変わらない生活をし、山歩きもしてきた。
 菌類に関わるようになった西暦2,000年から、妻の亡くなるまでの18年間は、軽い山歩きしかしなかったが。薄着と絶食は続けていた。独り身になってからはよく山を歩くようになった。最近は雪山でも荷物は6〜8Kg、無雪期の山では3〜4Kg。だから普段はリュックは使わず、5〜6時間の山歩きでもしばしばウエストバッグひとつだ。

[参考:過去の雑記より]
2022.7.16 2021.6.1 2020.2.8 2020.1.24 2019.2.11 etc.


2024年8月18日()  新しいおもちゃ:2008年製ノートPC
 別棟の茶室にはきのことコケの標本を収めた段ボールが20箱ほど積み上げてある。茶室に通じる斜面の草刈りをして歩きやすくなったので、これらの段ボールの整理と処分にとりかかった。やけに重い日焼けした段ボールが混在していた。
 その一つを開けてみると古いノートパソコンが出てきた。2008年製のE6500というDellの製品だった(a)。川口市在住の頃に高額で購入したノートパソコンだ。紛失したものとばかり思っていた。いわき市に転居するときに段ボールに詰めて、そのまま開梱することなく日光に運び、これまで10数年間忘れさられていたようだ。
 電源を入れてみると、デュアルブートでWindows7とUbuntu(Linux)の古いバージョンが入っていた(b, c)。両OSともあまりにも古いので、最新のUbuntu22.04を導入して使うことにした。これには予想以上に長い時間がかかった。
 とりあえずネット環境とメールの設定だけ済ませた(d〜f)。日常的に利用できる環境の設定はこれからじっくりとやっていくことにした。あらたなおもちゃができた。
 
(a)
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(c)
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(d)
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(e)
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(f)
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 昨日は早朝雨、そして日中晴れ間がでたが、夕方にはまた雨。一切外出せず、終日室内でバイオリン協奏曲を聴きながら、E6500へのUbuntuの導入作業等に明け暮れた。


2024年8月17日()  山歩きと水分のこと (1)
 ふだん家ではたっぷり水分をとっている。早朝の緑茶2杯、朝食時の牛乳、昼食・夕食の汁物、毎食後のコーヒー、そしてam10:00とpm3:00のコーヒー。読書中やDVD鑑賞時の番茶や緑茶、就寝前のお湯割り焼酎。この他にしばしばココアを作る。
 ただでさえ前立腺肥大気味で頻繁に尿意を催す。その上に人並外れて多くの水分をとっているためか、顕著な頻尿となっている。

 一方山歩きなどの場では原則として水分をとらない。独り身になった2018年以降、30数年ぶりに再び山を歩くようになったが、その日から今日まで山で水分をとったことはない。これは危険な行為とされ、山歩きの常識には真っ向から反する。
 荷物の軽量化にとって最大の敵は水だ。当初の2年間ほどは、万一用に350mLのペットボトルをリュックの底に必ず忍ばせていた。しかし一度もキャップを開けることはなかった。そこで最近2年間は茶や水は最初から持たない。
 夏季に7〜8時間ほど歩き続けるとかなり喉が渇く。体が水分を欲している証だ。でも体の期待に応えてやることはしない。しかし行動に支障をきたしたことはない。

 山を降りたときに、しばしば市営温泉で汗を流し疲れを癒やす。その場合、入浴を終え着替えを済ませた後に、熱いお茶をコップ一杯飲む。この時のお茶は安物であってもとても美味い。体が猛烈に水分を欲していたのだろう。



2024年8月16日(金)  極度の体力低下を痛感:剣ヶ峰
 高原山の剣ヶ峰まで歩いた(a)。朝8:30頃小間々台の駐車場に車を駐めた。気温22℃、小雨で他に車はいなかった(b)。大間々台までの遊歩道にはホオベニタケ(c)やテングタケ類(d)がよく出ていた。大間々台に近づくと、遊歩道の足元は敷石になる(e)。これは濡れていて、とてもよく滑った。大間々台には7〜8台の車があった(f)。
 雨のため、すこしでも濡れないように樹林のコース(g)から八海山神社に向かった(h)。この先も小雨で少し先までしか見えなかった(i)。岩場ではイワオトギリ(j)がよく映えていた。矢板市最高点(k)を経て、am11:00頃剣ヶ峰に着いた。
 
(a)
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(c)
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 この頃から小雨は止み、時折陽も射してきた。下山路を大入道への尾根道にとった。このコースはツツジ開花の頃が最高に見事だ。縄文躑躅はシロヤシオの巨木(m)。一般にシロヤシオはこれほど幹が太くはならない。
 大入道(n)からの下山途中で幾つかのチダケを採取した(o)。正午ころに倒木に腰掛けて昼食をとった(p)。このコースは途中2ヶ所ほど沢を横切る。そのうちの一つで、このところの雨のため水量が増えていて、渡るのに難儀した(q)。pm1:00過ぎに小間々台の駐車場に戻ると気温は29℃まで上がっていた(r)。
 
(m)
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(o)
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(p)
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(q)
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(r)
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 pm2:10頃帰宅すると、気温は38℃まで上がっていた。すぐにシャワーを浴びて熱い茶を飲んだ。pm4:30頃から何度か激しい豪雨に見舞われた。
 この日は朝からとても足が重くて辛く、山では終始敗残兵の歩みだった。昨年あたりから急激に悪化している持病は、内臓にまで進行しているのかもしれない。


2024年8月15日(木)  山登りよりずっと疲れた:庭の草刈り
 庭の草刈りをした。前回刈ったのは、6月3日に平地部分(雑記2024.6.3)。7月始めに茶室周りの斜面を刈った。その後ずっと放置していたために、草が伸び放題で、見苦しい状態になっていた(a〜f)。気にはなっていたがあまりの暑さでサボっていた。
 昨日一念発起して草刈りをした。am8:00頃開始して、一通り区切りが着いたときにはam11:00になっていた(a'〜f')。上下長袖の厚手の作業服に長靴、ネットを被り汗びっしょりになりながら草刈り機を操作した。いわき時代はエンジン式の刈払機を使っていたが、庭の狭い今は電動刈払機を使っている。これはあまり使い勝手が良くない。
 途中で暑さのため、意識が遠のきそうになって5分ほど休んだ。作業を終えると急いで冷水シャワーを浴びたが、体の内側から熱くてなかなか汗が止まらなかった。冷やした炭酸水をコップ1杯飲んで少し落ち着いた。山登りよりずっと疲れた。
 
(a)
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 この日は霧降高原の大山で昼寝をするつもりで、握り飯を作っていた。しかし草刈りに変更したので、ナスと豆腐を加えて線香を焚きながら昼食をとった。夕方から夜中にかけては、恒例の激しい雷雨。トタン屋根を打ち付ける雨音が賑やかだった。


2024年8月14日(水)  朝の散歩は明智平から茶ノ木平
 昨日は曇っていたが早朝から猛烈な暑さだった。そこで城山コースを歩くのは止めて、奥日光に上がった。結果として明智平から茶ノ木平を歩いた(a)。
 am8:00頃明智平の駐車場に車を駐めた。気温は22℃だった(b)。明智平から展望台へ通じる道は、崩壊のため通行禁止になっている(c)。ここを登って展望台駅へ出た(d, e)。すっかり雲に覆われて中禅寺湖はおろか何も見えなかった(f)。
 途中の送電鉄塔から茶ノ木平までもずっと雲のなかだった(g)。茶ノ木平で、これまでずっと気になっていた施設に立ち寄ってみた。県の行政無線施設だった(h, i)。茶ノ木平から降りる途中から青空も覗き出した(j, k)。国道まで出ると男体山が見えてきた。華厳の滝展望台も遠望できた(m)。
 この先明智第二トンネルを歩いて、am11:20頃明智平の駐車場に戻った(n〜q)。トンネルは日光宇都宮道の神ノ主山トンネルとほぼ同じ長さ。中はずっと23℃前後で涼しかった。しかし外に出ると気温は既に30℃を超えていた(r)。
 
(a)
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 市営温泉やしおの湯で汗を流してpm2:00頃帰宅した。玄関柱の寒暖計は40℃を超えていた。夕方から激しい雷雨になった。夜中まで雷鳴が鳴り響いた。


2024年8月13日(火)  キャニオニング花盛り:霧降隠れ三滝
 昨日霧降隠れ三滝を歩いた(a, b)。当初稲荷川沿いの外山に登るつもりで神橋に近づいた。全ての方向が大渋滞で車はちっとも進まない。そこで業を煮やして、霧降方面に転身した。霧降の滝駐車場の更に奥の草地に車を駐めた(c)。
 こちらから三滝に向かうコースを歩く人は少ないらしく途中まで道は完全に消えて胸までの笹薮の中、藪漕ぎを強いられた(d, e)。尾根上でやっと遊歩道に出た(f)。沢に降りると、堰堤でキャニオニングの講習をしているグループに出会った(g)。
 丁字滝ではまた別のグループが講習を受けていた(h, i)。更に進むと沢筋を歩いている別のグループがいた(j)。玉簾の滝に向かうようだ。滝のすぐ下に行って待った。左側の滝にやってきた。彼らと雑談を交わしながらすぐ脇で飛沫を楽しんだ(k〜m)。
 マツクラ滝は垂壁の高いところから落ちているので、キャニオニングには適さない。例年より水量がずっと少なかった(n, o)。キュウリに酢味噌をつけて齧りながら車に戻った(p, q)。沢沿いは涼しかったが、草地に出ると32℃もあってとても暑かった。
  動画 43秒:キャニオニング 滝場の楽しみ 玉簾の滝にて
 
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 マツクラ滝あたりから雨になった。霧降を後にして今市地区に入ると青空も見えていた。自宅でシャワーを浴びて昼食にした(r)。テレビは相変わらず不具合のままだ。


2024年8月12日()  山の上は涼しかった:葛老山
 昨日五十里湖畔に聳える葛老山を往復した(a)。山歩きはおまけで、主目的はコロッケと温泉だった。早朝から暑かったが青空が気持ちよく広がっていた。
 am8:00頃湯西川道の駅で奥の駐車場に車を駐めた(b)。登山MAPとヤマビル注意の看板をじっくり眺めた(c, d)。気持ちよく温泉に入るには多少汗をかいたほうが快適だ。そこで葛老山に登ることにした。荷物はカメラ、スマホ、ミニトマトとキュウリだ。
 最初に急な階段を登り(e)、送電鉄塔を過ぎると(f)、山頂まで緩やかなつづら折りの道が続く(g)。台風の影響か北風が気持ちよかった。途中ツチアケビ(h)やらヤマカガシ(i)が足元に現れた。山頂近くには芸術的な姿のミズナラ巨木が多い(j)。
 山頂の東屋でキュウリなどかじりながら、40分ほどのんびりした(k〜m)。上空はすっかり雲に覆われ、次第に風が強くなり、雷鳴も聞こえてきたので、少し急いで下山した。山の上はずっと24℃前後だったが、駐車場に戻ると32℃になっていた(o)。
 
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 道の駅の温泉でのんびりしてから、川治の肉屋さかぶん(p)でコロッケを5つ買って、車内で食べながら(q)帰宅の途に着いた。美味かった。いくつでもいけそうだ。
 このところずっとテレビがまともにみられない。帰宅後にオリンピックでも見るかと、スイッチをオンにしたがやはり無駄だった(r)。すぐに消して、ユーチュブで若き日の諏訪内晶子高木凛々子によるバイオリン協奏曲を幾つも楽しんだ。


2024年8月11日()  城山に咲く花に変化が
 昨日の早朝もコンデジを持って城山コースを散歩した。日向はとても暑かったが、日陰では適度の風もあり比較的楽に歩けた。しかしとても疲れた。
 数日前までは全く見られなかった花が咲き始めた。ハグロソウは遠目にはキツネノマゴに似ているが、花びらが2枚しかない。キツネノマゴ科でも特異な姿をしている(a, b)。この時期城山ではよく見られる。
 ヤマジノホトトギスがようやく開花し始めた(c, d)。葉は4月には顔を出すが、茎が伸び葉の数が増えるばかりで、なかなか蕾をつけない。かつてはヤマホトトギスも見られたが、ここ数年は全く姿を見ることがなくなった。
 オヤマボクチがようやく花をつけ始めた。まだ本格的な開花とは言えないが、今年はよく蕾を付けている(e, f)。昨年は全般的に花をつけた株がとても少なかった。おまけに長い花柄の先に一つだけ花をつけたものが大半だった。
 
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 昨日は朝の散歩の後は、新田次郎原作の古いDVDを2本みて過ごした。「劔岳-点の記-」と「八甲田山死の彷徨」。原作とは多少違うが楽しめた。


[節目]

2021年6月20日庚申山にて遭難:自力で生還 (たわごと 2022年6月15日)
2018年5月26日浅井淑子 交通事故に遭い死亡

 
2017年1月
 
きのこ雑記 を廃して、日々の雑記 として再出発
 「きのこ雑記」は「こけ雑記」と並ぶサブ・サイトとした
2017年1月こけ雑記 再開
2015年6月26日福島県いわき市から栃木県日光市 へ転居
2012年1月26日埼玉県川口市から 福島県いわき市へ転居
2006年7月こけ雑記 開始 (2011年8月 中断)
2001年4月今日の雑記 開始
2000年11月きのこ雑記 開始

[過去の雑記]

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